やはり2点底形成の動きだが・・・

優利加さん
優利加さん

1月の米国雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びは15万人余と市場予想を下回ったが、失業率は4%台に低下した。しかし、これが萎みかけていた3月再利上げを懸念させ、先週金曜日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA
-211.61 @16,204.97, NASDAQ -146.41
@4,363.14)。米ドル利上げ観測を織り込んでドル円為替レートは117円前半の円安方向へ動いた。これら好悪材料を取り込みながら、本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,464に対して、下落銘柄数は407となった。騰落レシオは63.34%。東証2部の売買代金は2兆5991億円。

失業率改善で3月再利上げ観測が浮上して米国株安となったが、円安となり、TOPIXも日経平均も反発した。もともと「三空叩き込み」の後だったので自律反発しやすいタイミングでもあった。やはり2点底形成の動きだが、底固めのための日柄調整で少なくとも後1週間ほどは必要なので、まだまだ慎重な建玉が必要だろう。

TOPIX
+11 @1,380
日経平均 +185円
@17,004円

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、建設(2位)、情報・通信(3位)、海運(4位)、化学(5位)となった。


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