2/3にロシアのラブロフ外相が、OPEC加盟国と非加盟国が合同会合を開催するなら
ロシアも参加するとの意向を示したことで、NY原油先物価格は1 バレル32 ドル台まで反発。
さらに、翌2/4にベネズエラも、OPECと非OPEC加盟国との緊急合同会合開催の支持を表明し
NY原油先物価格は、協調減産に対する期待から、底堅く推移するのではないでしょうか。
そうなれば、NY株式市場は原油高を好感して反発し易い地合いになると思いますが
東京市場はNY市場よりも、ドル円相場や企業業績に左右されることが予想され
状況が好転する材料には乏しいと考えています。
ところで、CME通貨先物市場の投機的な円建て玉は、2/2時点で依然として円買い優勢ですが
実際にマイナス金利が適用されるのは2/16からなので
今後、投機筋による円買い越しポジションは、解消に向かう可能性があると思います。
従って、好業績にも関わらず連れ安している輸出関連銘柄や
マイナス金利発表前の株価水準に逆戻りした、不動産・その他金融株などを
今週中に仕込んで置くのも、短期的な投資戦略としては一考の価値がある様な気がします。
因みに、個人的に現在ポジションをかなり落としていますので
取り敢えず、不動産・その他金融株は狙ってみようと考えています。
