morioteruoさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ47件目 / 全179件次へ »
ブログ

投資顧問無料2428ウエルネット

2428 ウェルネット
コンビニ等での決済代行大手。プリペイド型電子マネーや電子チケットサービスも主力分野に。
コンシューマ向けではバスIT化ソリューション「バスもり!ナビ」などのサービスにも注力している。「バスもり!ナビ」はスマートフォンアプリで、バスルートを調べる探索・検索と併せて、高速バス乗車券購入ができる仕組みで利用者が拡大している。
全体相場が軟調また不安定ななかでも、株価の値持ちが良好に推移するだろうという推測は、同社の主要事業であるコンビニ決済代行が、中長期で安定的な成長を見込むことが主因。
また直近の今期(16年6月期)中間決算も良好な結果であったことなども買い安心感になる。
コンビニ決済代行ではAmazon.com、4689ヤフー、3769GMOペイメントゲートウェイなどが主要顧客である。オンライン通販の利用拡大は2001年~2013年までの13年間で市場規模が5.2倍(1世帯利用額1105円→5801円)約5兆円市場に、世帯利用率も5.2%が24.3%となって、足元でもスマートフォンの普及拡大が市場成長を促している。
こうしたオンライン通販の多彩な決済方法のなかで、コンビニ決済代行の委託を顧客企業から受けている。こうした顧客のコンビニ決済代行は伸長をつづけると期待できることから、ウェルネットの売上を牽引していく確度が高い。
16年4月の電力小売の全面自由化は、電力・ガス料金の紙(請求書)ベース決済から電子決済へのシフトも促すと目されている。これも同社の収益ポテンシャルを拡大すると期待できる。
今期・中間決算は、売上高50.4億円(前年同期比+18.7%)、営業利益11億円(+20.7%)、経常利益11.1億円(+21.3%)、純利益7.4億円(+26.6%)、1株当たり純利益78.5円実績だった。
通期の業績計画は、売上高96億円(前期比+8.0%)、営業利益20億円(+22.1%)、経常利益19.2億円(+26.3%)、純利益12.6億円(+34.3%)、1株当たり純利益133.3円見込みとする。
市場コンセンサスは売上高102億円(前期比+15.1%)、経常利益21.4億円(+41.0%)、純利益13.8億円(+47.9%)、1株当たり純利益149.3円予想、会社計画上振れを見込んでいる。
個々では会社計画と市場コンセンサスの仲値141.3円を今期の利益水準として当面の想定株価を試算した。3900円付近の高い評価が期待できそうだ。全体相場の軟調が一巡すると、電力小売自由化の春に向けて株価は上値を試していくと期待できる。
買いメドは3450円前後まで。想定の取り組み期間は3-4週間程度。想定目標株価@3900円付近への上昇を期待。
一方、損切りについては2800円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
(05日終値@3350円に対する目標株価の想定上昇率+16.4%前後。)
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。