マイナス金利で下落しているメガバンはチャンス?

アルメイダ☆さん
アルメイダ☆さん
年末からの郵政関連の指数採用を睨んだ先回り売買も落ち着いてきた。これは同セクターのメガバンクがようやく投資対象になりつつあることを意味する。

しかし、日銀によるマイナス金利が発表されるとメガバンクは連日大きく下げてしまっている。
日銀当座預金に新規預金する分に対してマイナス0.1%を適用。しかし対応策としての長期国債は、国債金利がこれからもっと低くなっていく事が予想され中長期的な利ざやは得られにくくなる。
短期的には国債の価格が上がると予想され、そうすると一時的なプラス要因ではあるかもしれないが。

金曜の時点で三井住友FGは3430円。PER6.06倍。PBR0.52倍となってしまっている。
これは、0.1%のマイナス金利が将来的に拡大していき、例えばスイスのマイナス0.75%やスエーデンのマイナス1%を越えて拡大するのでは?という予想を折り込みにいった結果だろう。

こうなるとPERは読めないので、PBRを重視して投資をするのが望ましいかもしれない。
勿論、マイナス金利の業績に与えるインパクトが読めるようになればEPSの推移を予想して投資するのも手。

増資懸念は私はメガバンクは無くなってきていると思っていて、むしろ銀行にとって自社株買いがもっとも良い余剰資金の使い道に思えてならない。

そういう意味では、PBRが0.5倍を切る水準ならばこの辺りで少しずつ買うのもアリだろう。
ピークの株価5500円は難しいかも知れないが、マイナス金利の影響が明らかになるにつれて30%~50%のリターンは期待出来るかもしれない。

私の投資経験ではマイナス金利適用後の経済や株価の推移は未経験だ。
なので、沢山のポジションを投入するのは難しいが、チャンスならばINしてみようと思う。

しかし最近は銀行にしろ、日立製作所にしろ、オリックスきしろ、最近は大手のPERが物凄く低い。
ここまで来ると態々、小型の割高な新興市場のPER20倍越えなんて全く魅力が無いように思う。
危機の時に特売りになってしまい、手放せない可能性がある割高な小型より、私は判断材料が豊富で割安な大手に注目している。
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