大底を脱した各国の株式市場は、回復の途中にあり位置はMA25線に達した。
ここまで来ると利確売りも出るし、押し目買いとのもみ合いになる。
大暴落した日経株価であったが、個人投資家も大打撃を受けた者はかなりの数に上っている。
ここから戻り相場で儲けられるか、指をくわえて眺めるかの、二つのグループにわかれる。
いくら底値だと言っても、大きな損害と含み損状態では「投資資金」がない。
金がない事には株は買えない。安値から急騰しても、ただ指をくわえ眺めるしかない。
方や資金を守り切った投資家は、安い株価を買い進み、上昇益を噛みしめている。
この二つのケースで大きな違いはどこだろう。
1.同じ点は「個人投資家」である。みんな同じ個人投資家だ。
2.違う点は「投資手法」が異なる。株に対する態勢が異なっている。
普通の個人投資家は決して大金持ちではないぞよ。みんかぶ会員ならほとんどが弱小投資家と言われている。
全員が株式市場と言う同じ土俵で戦い8割以上が負ける。ウン?なにか変だ。大相撲を見ても星勘定はそこまでなっていない。5分5分に近いのではないか?
負けるのはどうやら投資手法にあるらしい事がわかって来る。
資金管理とリスク管理がmyルールによって作られ、そのルール通り投資が行われていれば勝てる。
大暴落が来ても資金を守り抜けるのだ。
守られた資金は真っ先に出動できる。株価回復急上昇相場を安く仕込み早く利確出来る態勢になる。
指をくわえて見ていた連中は、株価が戻ってやっと投資に乗り出して来た時には、先行した者達の利確売りを浴び、買った途端株価が下がる憂き目に会う。「買えば高値 売れば安値」の運命にね。