今日の年初来安値更新銘柄を眺めると、
まぁ見事に銀行株が並んでいる。
これは、しょうがない気もする。
急に預金金利を引き下げたり
(これ自体は、預金金利の計算前提の変化を機械的に当てはめただけ、かもしれないが)
あるいは、とある取引を急に停止したりと、
マイナス金利に対して、慌てて対応しているように見える。
そんな狼狽ぶりを市場に見透かされているような気がする。
輸出企業は、為替レートの変動に応じて損益影響を計算しており、
一部の会社は、影響内容が報道されたりします。
それと同じように、金利が動いたらどの程度影響が出るか、
銀行は開示するべきではないか、と思ったりします。
少なくとも、今回のマイナス金利に対して、
「マイナス金利が、○%になったら、利益が●億円減る」
というような目安が分からないと、判断のしようがなく、
今日のようなパニックのような売りを
呼び込むことになりそうですね。
それにしても、生保の株価が下がっているのは、なんでだろうか?
ただのとばっちりか?