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投資顧問無料3393スターティア

3393 スターティア
電子ブック、ITネットワーク環境からファシリティまで、オフィスのトータルコンサルティングを行う。連結子会社スターティアラボでは、電子ブック作成ソフトサービス、WEB制作を展開。
AR(拡張現実)関連として注目する。スターティアラボが、企業向けAR制作ソフト「COCOAR」のサービスの拡充として、3Dコンテンツが作れる「studio Safari(スタジオサファリ)」を、15年12月18日開設した。ARコンテンツを制作する際に最も難しいとされる、3Dコンテンツの制作を支援する。「studio Safari」は、専用の機材や撮影スペースに加え、1つの3Dコンテンツ制作に費やす時開として、ゆとりのある4時開体制(完全予約制)で、専任の担当者が付き添いサポートする。
近年、ARはスマートフォンやウェアラブル端末の進化で実用的な技術とみなされ、COCOARを導入する企業は印刷・広告・映像業界を中心に幅広い業界に及んでいる(15年9月末時点1018社以上)。本サービスの拡充は、既存顧客(既にCOCOARを導入している企業)の要望に応えること、そして今後新規で参入する他社との差別化を図るものになるとスターティアラボでは考えているという。
今期(16年3月期)通期連結業績予想は、売上高100億円(前期比+15.2%)、営業利益11.34億円(+51.8%)、経常利益11.34億円(+29.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は5.67億円(同4.2%減)の見通し。
同社グループでは、電子ブック作成ソフトを中心としたWEBアプリケーションと、クラウドソリューションを始めとしたITインフラの提供による情報の集約と収益化をサポートするITソリューションベンダーとして事業規模拡大に努めている。さらにスマートフォンの急速な普及に伴うソーシャルメディアの利用者の拡大で、O2O(オンライントゥオフライン)関連事業にも注目が集まっているが、この領域に関連した新サービスを投入して商材拡充にも努めている。
こうした将来の期待感に加えて、足元での業績改善の進捗も株価を支えると見ている。
今期・第1四半期決算は、売上高22.5億円(前年同期比+17.9%)、営業損失△1億円(前年同期実績0.06億円)、経常損失△0.8億円(0.1億円)、純損失△0.8億円(0.3億円)、1株当たり純損失△15.8円実績だった。営業利益段階からの赤字に沈んでいたが、ここからは業績改善に転じている。
今期・中間決算は、売上高47.6億円(前年同期比+17.7%)、営業利益0.8億円(△65.9%)、経常利益1億円(△66.6%)、純損失△0.05億円(2.3億円)、1株当たり純損失△0.5円実績にまで赤字幅を縮小してきた。
こうした1Q~2Qの結果を踏まえたうえで、今夜に第3四半期決算を発表予定である。業績改善の進展期待があるほか、内容が悪くても前日急騰の反動安で本日△12.3%と大きく調整したことで、株価にはアク抜け感が台頭する期待が大きい。
つづいて2月3日~5日に開かれる印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2016」(東京都豊島区サンシャインシティコンベンションセンターで開催)にAR(拡張現実)作り放題のソフトを出展するため、足元で急騰したAR(拡張現実)・VR(仮想現実)関連株物色の勢いが短期的に復活する公算。
買いメドは860円前後まで。想定の取り組み期間は約1週間強程度。想定目標株価@950円付近への上昇を期待。
一方、損切りについては680円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
テーマ性の強い銘柄としての物色なので、あまり深追いはしないほうがリスクが抑制されると考える。想定のような短期上昇が不発のときは、早めの損切り(換金売り)で手仕舞ったほうがいい。
(29日終値@826円に対する目標株価の想定上昇率+15.0%前後。)
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