私がまだ電気屋の従業員だった頃、先輩に連れられ家電修理で神奈川県秦野市の商店街のある家に行った時のことです。全体に言えることですが店は古くお客さん来そうにない所だと思いました。あの頃は個人商店おおく、大型店舗ボチボチ出てきた頃です。
修理終わって、お茶を頂いている時に私は失礼な質問をしました。若かった事もあり、失うもの何もない強みと言うか、世間知らずというか・・・今思い出すと本当に失礼な奴だったと恥ずかしくなります。ただ子供みたいに「ナゼ?」って思ったのでイヤミには聞こえなかったのか、お客さんの器が大きかったのでしょうね。あの頃の私はいずれ電気屋にしても、小売の商店にしてもいずれは大型店舗に飲み込まれていくんだろうと思ってました。ですので、「これから、ドンドン大型店舗出てくると、小さい店は大変ですね~。」と言ってしまった。
すると、「今でも品物売れなくて在庫抱えて大変だけど、生活には困ってないんだ。」と言う。
失礼に「どうしてですか?」と聞くと、この商店街のほとんどの人昔からが株をやっていて、安い時に買っていてそれが何十倍になっているという。
だから、「本業は片手間、売れようが売れまいが関係ない。」と言う。そういえばウチのおじいちゃん自分の会社の株15円で買っていたこと思い出した。
その頃は大卒で8万円、大工が15万円、私は短大卒なので7万5千円でして、先輩は高卒で7年なのに
8万円でした。仕事は素人同然の私が先輩より5000円しか違わない。学歴の社会です。
その後株価はどんどん騰がっていきました。15円で買ったおじいちゃんの株、850円になってました。バブルがはじけるまで青天井。若い時から土地を欲しくて調べていて、就職した頃坪20万円していた土地は毎年倍になる時期。頭金500万貯めた時には80万円ぐらいになってまして小田急沿線は100万円駅前は200万円近くになってました。
「念ずれば通ず」で私は就職してから10年今の土地を50万円で手に入れました。
株をやっていればもっと早くに手に入れられたのでしょうが私が株を始めたのは28歳の時でボロ株まで高い所に行ってました。周りでは株で家を建てた人多く、世の中は建築ブーム。
東京では地上げ屋が、銀行は年収の5倍以上で貸してくれました。{だからこんな私でも貸してくれた}年収200万円行かない私にですよ。今なら600万円でも渋る。
ですが歴史は繰り返すでこの先こんな事が起こると見てます。
宮田氏の言う16944~17597円又は17518円のミニリバウンドするのかな?2月1日のディ&スイングは「気味の急変をみる日なり。」だそうですよ。http://market.fisco.co.jp/update/comment/s_comment.jsp