東証大幅に4日ぶり反落 米株安や円高で利益確定売り

kuma_kuroiwaさん
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 25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4営業日ぶりに反落した。大引けは前日比268円55銭(1.97%)安の1万3334円76銭だった。24日の米株式相場が景気悪化懸念で急落したうえ、外国為替市場で円相場が1ドル=106円台後半に上昇したことを嫌気し、トヨタなど輸出関連株や大手銀行株といった主力株中心に利益の確定目的の売りが出た。東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反落し、3日ぶりに心理的な節目の1300を割り込んだ。
 日経平均は24日まで3日間で約800円上昇したため、週末とあって短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが優勢になった。日経平均の下げ幅は8日以来約半月ぶりの大きさ。ただ、25日移動平均(1万3311円)は維持したため、「来週以降の相場展開を占ううえで、(チャート分析面では)一定の安心感につながる」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との指摘があった。




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