昨夜(今日の深夜2時半ごろ)眠っていた爺ちゃんは誰かが呼ぶような声に目覚めた。
電気が消えた暗い部屋の中には人の気配はなかった。
起き上がって電灯をつけて見るとパソコンから音楽が流れていた。
そう言えば寝る前に子守歌代わりに音楽をかけていたのを思い出した。
なんと「連続再生」にしたままだったのだ。それで声がしたように聞えたようだった。
せっかく起きたついでだからとダウと為替の動きを見てみた。
夜間に「ルー米財務長官は21日「強いドルは強い米経済を反映」などと発言した。」との報道を受けてドルが上昇を開始していた。
株価も連れられてダウも日経先物も上がっていた。
しかしよくよく見ると、チャートはMA5でほぼ頭打ちの格好になって力強さに欠けていた。
この形は最近続いている資金引き揚げの動きに狙われる形に近かった。
続いて為替チャートを見た。ドルは上昇して117.776ドルまでドル高が進んでいた。
しかしドルもこの辺りからモタモタして力強さがなかった。
爺ちゃんが引いたチャネルラインではこの位置はラインの上限だった。
全体としての大きな流れは依然下降流。そのなかで上限に達したドルが力強くブレイクしなければ反落の恐れが強い。
ダウとNASDAQの株価を見たら株価が下がって来ていた。NASDAQなどは一時マイナスに落ち込んだ。爆発的な回復力は今のところはないと判断、ドル売りを決断し117.683でドルを売り建てた。
しばらく後にダウもドルも下がって来た。長期保有は危険なので手仕舞う事にして117.394で決済。
大きな利幅ではなかったが144,500円の利確益となった。