今日は2016年1月19日ですが、改めまして「明けましておめでとうございます！」
今年初めて、日経平均とTOPIXの両目が開きましたので。。。(○▽○）
漸く2勝9敗。下落幅を考えると2勝13敗で、まさに後が無い前頭16枚目まで転落した気分です。
しかも中身は、米国出身力士に投げ飛ばされ、中国出身力士突き飛ばされ
さらには「屁～」やら「痔～」やらにも吹き飛ばされる
という散々な内容でした。(^▽^;)
しかし今日のしょぼいプラス引けには、それなりに大きな意義があると考えています。
先ず日経平均が、早々に17000円台を回復して引けたことは
投資家心理が不安から恐怖に変わる直前で「待った！」をかける効果があったと思います。
さらに新興市場も全てプラス引けしたことで、不安心理も幾分和らいだのではないでしょうか。
ところで今日の日経平均株価は、昨夜のCMEを100円ほど上回って寄り付きましたが
中国の経済指標が発表された直後、一時16800円近くまで押す場面がありました。
GDP、鉱工業生産、小売り売上が揃って不振だったため、失望売りが出たのかも知れませんが
震源地の中国では、上海総合指数が久しぶりに大きく反発し、3000pt台を回復しています。
また、中国株が年初から暴落した原因は、景気後退ではなく需給悪化懸念であることは
先日お話しさせて頂いた通りですが、中国本土ではその懸念が払拭されつつある様で
恐らく2800pt台が底値であった可能性が高いと思います。
それに中国の投資家にとって
GDPの前年比が+6.9％であろうと、+6.5％であろうと大差はありません。
彼等は政策期待で株を買っているので、GDPの伸びがコンマ数パーセント悪化しても
それはむしろ、新しい景気対策や株価対策が打ち出されるきっかけになると考えるからです。
そんな中国本土市場に振り回されている東京市場が、如何に情けないかという話です。(^_^;)
何れにしてもNY市場が休場の翌日に踏ん張れたことにはそれなりの意義があり
中国の重大イベントを無事？通過したことで、目先の不安要素が一つ消え
まずは一安心というところでしょう。
これで今夜のNY市場が大幅に反発すれば、ほぼシナリオ通りになるのですが
さて、そう上手く行くかどうか。。。(^_^;)
個人的にはG.Sなど大手証券の先物・オプション手口から
17500円までは意外に早いのではないかと感じていますが、まだまだ安心は出来ません。
因みに、相場の流れを変える理想的な展開は
今夜のダウが週末の下げ幅（390ドル）を一気に取り戻すことだと考えていますが
幾ら何でも無理な相談かも知れませんね。 頑張れNY ! ◆＼(・・)／◇
