日経マネー2月号の記事の要約と感想です。
小見出し
1.「VIX」は波乱が来てからでは遅い。
2.嵐の前に保有株の見直しを
3.高配当・低ボラETFや投信でインカムを確保
4.リスク管理型投信で嵐をしのぐ
5.ヘッジファンド型で絶対収益を追求
6.戦略型投信の合わせ技で収益性向上
7.迷うときはマルチ戦略型もあり
8.同時の買いと売りでサヤ取り
9.リバウンドを狙い下落局面を生かす
10.下落トレンドにも果敢に追随
11.バーゲン品をしっかり買い集め
12.塩漬け株でも「貸株」で定収入を得る。
だいたい納得できる内容。3~7は投信の営業っぽいので割愛。
1.「VIX」は波乱が来てからでは遅い。
・相場が下落してからVIXを買っても遅い。
・「乗り遅れたらVIXの売り」。
・売りは、信用取引口座が必要になるので、信用口座のない人は、
反対の動きをするETNを買う。
(感想)
波乱前なら、
「1570国際のETFVIX短期先物指数」を仕込む
波乱中なら
「2049NEXT NOTES S&P500VIXインバースETN」を買う
2.嵐の前に保有株の見直しを
・2008年のリーマンショック、15年のチャイナショック時には
①低PER、②高ROE、③高ボラティリティ
の3条件を満たす銘柄が売られた。
(感想)
①に関しては、正直??という感じ
②③については、「電気、精密、機械など景気敏感株」とのことで
景気敏感株なら、当たり前の結論といえる。
8.同時の買いと売りでサヤ取り
・買いと売りの取引を同時に仕掛け、相場下落時にも絶対収益を狙う
・ヘッジファンドの戦略をまねる。
・二つの投資対象で、割安を買い、割高を売り、その価格差が解消されたところで
反対売買をする方法。
(感想)
理屈はわからないこともないが、実践するとなると難しい。
まず、二つの投資対象「割高」「割安」の見極めが難しいし、
売買のタイミングも。。。
しかし、これが対策の王道とも思える内容。
9.リバウンドを狙い下落局面を生かす
・売られ過ぎ、買われ過ぎを示す「騰落レシオ」に着目する。
・騰落レシオが70%を割ると売られ過ぎのサイン。
・逆に120%を超えたら買われ過ぎのサイン。
・でも、「ダマシ」もあるよ?
(感想)
騰落レシオで売られ過ぎを示した6営業日の翌日の日経は大きく反発したが、
その翌日には、更に反落した。今の環境では、過度な信頼は禁物。
10.下落トレンドにも果敢に追随
・新安値を抜いた銘柄の下落トレンドに乗る
・想定と反対に動いた場合の損切は徹底する
(感想)
納得できる内容。リスキーな取引でもあり、損切の徹底が特に重要。
11.バーゲン品をしっかり買い集め
・全体相場に押されて売られたのか、業績悪化で売られたのか中身を見分ける
・「PBRの一倍割れ」という材料だけで判断すると戻りに時間がかかることが多い
・その銘柄の過去のPERの水準を調べ、最低水準に達したところが底値圏
(感想)
過去のPERをしらべるのって、どうやってやるのだろう?
まとめサイトとかないかな。。。
12.塩漬け株でも「貸株」で定収入を得る。
・「貸株サービス」を利用し、金利を得る。
・0.1%が主流。多少なりとも実入りがあるのは気分的にもうれしい。
(感想)
あくまで最後の手段。銀行預金よりはマシと思えるくらいか。。