今回の下げは、年に数度有る、下げとは思えない。リーマンショックに似た様な下げの可能性が高まった。
景気がいいのは、米と、日本くらいで、資源国は深刻である。そこに、世界第2の中国が、どうやら、おかしくなっている。そして、統計調査が、しっかりしていない様で、はっきりした数字が出てこない。
原油価格は底値付近であると思いますが、20ドル台が定着しそうで、これも、少なくても、数か月になる。
こんな時に、値頃感で、下がったからと、買ってはいけない。その下が有りそうである。
それでは、どの辺まで下がるかと、大雑把な、いい加減な予想では、13000円から15000円くらいではと考える。
これは、今こんな数字を出しても、何の意味も無いが、底値が見えなくなった時には、手を出さないことである。
筆者自身、何度も間違ってきた投資をしてきた。幸いにして、破綻しなかったのは、一口に言えば、無理な投資をしなかったからと言える。最近になって、気が付くのが、遅かったが、損をしない投資とはと、考えるようになった。要するに、へたくそな投資をしてきたのである。その結果は、ローリスク、ローリターンで、よいということになった。 そして、分からない時には、買わないことであるという結論である。
投資家は、とかく気持ちが高ぶり、また、パチンコ屋にはいると、ついパチンコをやってしまうというのと、同じである。株価の動きを見ていると、買いやすい気持ちが強くなる。これと同じことが、起こっていないだろうか。
ここで、自分に勝つという事を、考えると、つい買いたくなる衝動を抑えるのである。この買いたい気持ちを、理性の力で抑えるのである。
しばらく、動きをみるだけでよい。風林火山ではないが、臨機応変の投資態度が重要ではないか。今は静かなること林のごとくでよい。