昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +227.64 @16,379.05, NASDAQ +88.94
@4,615.00)。ドル円為替レートは117円台後半。本日の日本株全般は高く始まったが、終わってみれば下げた。東証1部では、上昇銘柄数が723に対して、下落銘柄数は1,115となった。騰落レシオは59.71%へ低下し、再び60%を割り込んだ。 東証1部の売買代金は2兆4905億円。
原油相場が一時的ではあろうが下げ止まり、米国株高は大幅反発した。しかし、中国の上海総合指数が大台の3,000を割り込んだままさらに下げ幅を拡大した。黒田日銀総裁は国会で現時点での追加金融緩和について否定した。米国株高を受けて、TOPIXも日経平均も高く始まったが、次第に失速して陰線を引き、続落して終えた。それだけ日本株の地合いは悪いと言える。現在流行りの連想ゲームの一つはこんな感じか?中国景気減速、米国の原油輸出解禁、対イランの経済制裁解除・イラン原油輸出再開⇒原油安⇒産油国の苦境が深刻化⇒オイルマネーの日本株売り。アメリカ市場ではドル円は116円台半ばまで円高が進んでいる。来週も円高を嫌気した売りから始まりそうだ。
TOPIX
-4 @1,402
日経平均 -94
@17,147
33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、証券(2位)、水産・農林(3位)、輸送用機器(4位)、電気機器(5位)。