キリンビールは、2015年のビールの販売数量が1994年以来21年ぶりに前年を上回ったそうです。
「一番搾り」ブランドに販促費を集中した効果が出たようで、若者のビール離れや高齢化で長期低落傾向が続くビール市場ですが、活気が戻りつつあるようです。
同社の販売数量は5220万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、前年を1%上回ったそうです。
発泡酒と第3のビールを加えたビール類の合計でも2006年以来9年ぶりに前年を超えたそうです。
サントリービールとサッポロビールも2年ぶりにビール販売数量が伸びたそうです。
サントリーは昨年9月に新たに「ザ・モルツ」を投入し、前年を5%上回ったそうです。
サッポロも前年比0.8%増で、味をリニューアルした「黒ラベル」が0.2%増と21年ぶりに前年を上回ったことが原動力になったようです。
ビール市場で首位のアサヒビールは1億610万ケースを売りましたが、前年より2%減だったそうです。
全社がビール復活というわけではなかったですね。
でも、アサヒが新しいビールを発表するなど、巻き返しを図っていますね。
2503:1,610.5円、 2587:5,170円、 2501:514円、 2502:3,769円