堅実さんのブログ

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今月を振り返って 12月28日(月)14時25分

 先月末か、月始めに、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏が亡くなった。昔、漫画本をみたことがある。子供とテレビで「ゲゲゲの鬼太郎」を見て、面白かった。「一反木綿」「ぬり壁」「猫むすめ」「ねずみ男」「閻魔大王」などが、面白かった。


日経新聞の「わたしの履歴書」では、南の戦場で、見張っていた処、前からでは無く、敵が後ろから攻めてきて、夢中で逃げた事などを、思い出す。


 しかし、水木の人生は、大変だった。平坦な人生で無なかった。性格も他の人と異なっていた。行動が、「ゆっくり」なのである。絵が好きで、学業がうまくいかず、闇屋や、貸本の漫画を描いて、何とか生活してきた苦労人である。


 筆者のこれまでの人生と、比較は出来ないが、大変な苦労をしてきた人である。苦労と言えば、現在のサラリーマンも、大変な苦労をしている事を、改めて感じる。筆者もそれなりに苦労してきた。しかし、筆者は、幸運かもしれない。筆者の特徴は、「何とか人生を開拓していくぞ」「こつこつ、学習を続けるぞ」の人生だった。これが株式投資において、華々しくないが、地道に少しずつ、膨れ上がったことになっている。


 兎に角、調べるのだ。その先に解答は待っている。「朝の来ない夜は無い」。「夜明けの前が一番暗い」などの、若い頃聞いた言葉が浮かんでくる。しかし、これは言葉の遊びかもしれないが、生きる上で勇気ずけられる。

 それよりも「ウサギとかめ」「蟻とキリギリス」が筆者に一番近い。収入の1割を貯蓄してきた結果が、厚生年金の生活でも、資産にある程度の余裕がある。この齢になっても、遊ぼうとは思わない。時間がもったいないのである。この4月から、テレビは全く見ていない。これも珍しい。変人なのだろう。

また、贅沢をしようと思わない。土光俊夫がそうだ。東芝社長でも、長屋の4畳半一間の生活だった。そんな偉い人ではないが、どこか共通しているように思える。(筆者の事ばかりで、申し訳ありません。)


 月の半ばに、米の利上げが、有った。7月頃からか。原油が下がり始めた。中国経済の減速が、直接の原因とされている。その石油が今、底なし沼に落ちている。そして、いよいよ世界経済が後退期に入ろうとしている。ここで、経済循環を、キチンサイクルとか、どうこう言っても意味は無いが、やはり10年の間には、景気の山と谷が有り、株式は、半年先行するというが、これが当てはまるのかもしれない。そんな時に、今は有るのかもしれない。

そんな、世界経済が大変な時に、米が利上げをすれば、経済後退に拍車を、駆けないかと、懸念してきた。どうやら、それが当てはまるように感じる。この先、経済はどうなるかと、心配になる。

 来年であるが、株式は低迷期に入るかもしれない。皮肉な事に、これは後になって、ああ、あの時が天井で、だから今は株価が安くなっていると、分かるのである。

 株価水準で、PER40は、とても買えないと、何度かブログに書いてきた。経験でそうなのである。だから、買えないのである。何時か来た道という。人がいる限り、同じではないが、同じような事が起こるのではないか。

株式に向かうエンジンの、逆回転が、始まったようである。少しでは有るが、引き潮が始まったかもしれない。静かな、引き潮ならよいが、津波のような波乱に、ならなけらばよいが。

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来年もよろしく、お願い申し上げます。数は少ないですが、読み応えのあるものを、心がけます。








 



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