夢想人さんのブログ

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書評

<結論>
最近(ここ一ヶ月)読んだ本で、読んでよかったと思った本の書評。

(1)再発する世界連鎖暴落(副島隆彦、祥伝社)
(2)日本経済投資のシナリオ(今井澂 フォレスト出版)
(3)本当は教えたくない資産運用のカラクリ(安間伸、東洋経済)


(1)は弱気派、(2)は強気派、(3)は投資と税金の勉強


(1)と(2)の結論は対照的ですが、分析の切り口に共通点が多い。
結論よりも、切り口に注目。
(3)は、税金に関する基本的なことかもしれないですが、わかりやすい内容でした。

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<内容要約>
(1)再発する世界連鎖暴落(副島隆彦、祥伝社)
http://www.amazon.co.jp/%E5%86%8D%E7%99%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%80%A3%E9%8E%96%E6%9A%B4%E8%90%BD%E2%80%95%E2%80%95%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%81%AB%E6%B2%88%E3%82%80%E6%97%A5%E6%9C%AC-Econo-Globalists-18-%E5%89%AF%E5%B3%B6%E9%9A%86%E5%BD%A6/dp/4396615469/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450606704&sr=1-1&keywords=%E5%86%8D%E7%99%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%80%A3%E9%8E%96%E6%9A%B4%E8%90%BD
・アベノミクスの終わり
・アメリカ株が18,000ドルを超えることはない
・日本株も2万円を超えることは無い
・日本のしっかりした大企業の株を”どん底値で拾う”

・1ドル=120円で変わらず
・金は1グラム4200円で買い
・ダイヤモンド投資


(2)日本経済投資のシナリオ(今井澂 フォレスト出版)
http://www.amazon.co.jp/2016-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88-%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%AA-%E4%BB%8A%E4%BA%95%E6%BE%82/dp/4894516926/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1450606270&sr=8-1&keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%AA
・日経平均は3万円を目指す
・1980年代と状況が似ている
・トリプルメリット(原油安・円安・金融緩和)
・安倍長期政権
・クジラ
・日本のGDP600兆円
・企業収益改善
・中国崩壊先送り
・ドイツの自滅(VW、ドイツ銀行)

・ロシアの意外な安定
・アメリカの例外主義復活
・イギリス経済良化
・インドが面白い


(3)本当は教えたくない資産運用のカラクリ
(安間伸、東洋経済)

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AF%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E8%B3%87%E7%94%A3%E9%81%8B%E7%94%A8%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%80%80%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%A8%E7%A8%8E%E9%87%91%E7%AF%87%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%96-%E5%AE%89%E9%96%93-%E4%BC%B8-ebook/dp/B0177BVD5K/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1450606141&sr=8-1&keywords=%E5%AE%89%E9%96%93%E4%BC%B8

【主な内容】
まえがき:体系化された投資の世界へようこそ
2016年改訂版にあたって
本書の読み方と内容

Part 1 投資税制と投資商品の本質
 第1章 個人投資家の税務戦略10カ条
 第2章 15分でわかる日本の税制
 第3章 金貸しになるかオーナーになるか

Part 2 いつまでも変わらない投資商品のメカニズム
 第4章 投資商品の仕組みと歴史
 第5章 投資商品の一般原則
 第6章 投資コストの考え方

Part 3 2016年税制改正への「超」対応策
 第7章 「最後の迷路」金利商品の税制
 第8章 2016年税制改正とその影響
 第9章 2016年からの投資戦略

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<感想>
(2)に関しては、この手の投資関連の本は、強気=株価上昇を煽るものが
多くなりがちだと思う。なぜなら、株価下落では、投資の参加者が減ってしまうから、
投資関連で商売している人の飯の種が細るので、景気のいい話をしたがる。


また、(1)のように不安を煽るタイトルも、本を売るためには已む得ない面もあるが
胡散臭い印象を与えてしまう。


ただ、内容的には、(1)の弱気のほうが、個人投資家、一般庶民の感覚に
近いのではないかと思う。


また、わたくし、個人的には、大企業の株の購入が多くなったのはこの本の影響が大きい。
また、金への投資を考えたいと思った(ダイヤモンドは、現実的じゃない)。


一方、(2)の内容は勇気づけられる内容。ネガティブだけではつまらない。
インドへの投資を検討したいと思いました。

2件のコメントがあります
  • イメージ
    yoc1234さん
    2015/12/20 23:48
    こんばんは。

    来年は利上げによって新興国も金不足になり、

    ドル高になるので、トルコや南ア、ブラジルなど投資はしない。

    下がり切ったらいいけど。

    まだ下げそうですね。

    豪ドルやNZドルも50円割る水準もありかと。

    ランドも5円ほどになるのでは。

    人民元は下げたけど、ドルにくっついてるので、

    下げても15円ぐらいか?

    石油タンカー持ってる会社は儲かるよ。
  • イメージ
    夢想人さん
    2015/12/21 00:47

    yoc1234さん  こんばんは


    トルコやブラジルは、銀行の外貨預金や債券の営業が

    盛んにありましたが、断りました。高金利ながら

    手数料・為替変動リスク・税金・・・割に合わないですね。


    トルコ・南ア・ブラジルは、リスク高すぎ。

    人民元は、個人というより会社的に影響大きそう。。


    石油タンカー・・・海運会社?石油元売り?

     造船は今から作っても全然間に合わない。

     海運は・・・苦しい感じですね。

     船を所有しているリース会社・・・情報なし

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