3連休明けとなる22日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発。終値は前週末比381円26銭(2.98%)高の1万3184円96銭だった。14日以来、5営業日ぶりに1万3000円台に乗せ、7日(1万3360円)以来の高い水準を付けた。東京市場が連休中の米市場で金融不安が広がらなかったことや、株価急落が避けられたことを好感した買いが先行し、終日高い水準で推移した。後場は東証の派生商品売買再開後に先物主導で一段高となり、高値引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に反発。
米大手金融機関が発表した決算が予想よりは悪くないとの見方から、過度な金融不安はいったん後退。東京市場でも金融株を中心に買いが膨らんだ。やや伸び悩む場面もあったが、節目の1万3000円を維持する動きが続いたことから、後場中ごろから日経平均先物9月物に断続的な買いが入り、売り方の買い戻しも巻き込んで上げ幅を拡大した。


