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午前中は家のノートPCで相場を監視。
各銘柄ほぼ総崩れの全面続落の様子を
目の当たりにし、気分は優れなかった。
午後から、モルスタの証券セミナーを受講。
第一部は、伊藤忠商事のIR説明会。
当社は、株価の伸び率で他の商事会社を
凌駕しており、今後もアジア進出で
更なる事業拡大を図っていくとのこと。
今回のIR説明会で良かったのは、
聴講者ひとりひとりに無線の
アンケート回答カードを配布し、
質問と回答を何回か繰り返し、
聴講者の回答をその場で
グラフ表示していたことだ。
ただ聞いているばかりのIR説明会
とは一線を画しており、大変
面白かった。
伊藤忠は食料に強いということも
初めて知った。他の商社が天然資源の
価格暴落で苦戦している中で、繊維と
食料品の強みでますます利益を
伸ばしているとのこと。
第二部は2016年度の投資環境見通し。
この12月に米で利上げをすると、来年は
どうなるか。
過去、N証券やD証券のセミナーでは
日米金利差により、円安になり、
日本株は株高になるとの説明を
受けていた。
そして、参院選挙までは頑張り、
その後は一服というストーリー。
だが、モルスタの見解は違っていた。
過去の米利上げ局面を数値化すると、
利上げ後、米株はボックス相場に入る。
そして、日経平均株価は、一時期低迷し、
ある程度のタイムラグ後、上げに転じる
というもの。
過去3回の利上げ局面の検討結果では
そうなるとのこと。
そして、タイムラグは半年~1年。
それで、モルスタでは、2016年前半は、
4月まで21,000程度まで上げ、その後
9月まで調整し、その後株高になる
可能性が高いと考えているとのこと。
そして、予想PERは14~16。
14を割ったら買い時が近いと、
考えてみてはどうか、とのことだった。
中長期の予想としては興味深いと
思った。果たしてどうなるか。
来年は年頭から緊張感の漂う
相場になりそうだと思いました。