国土交通省などの調査によると、この先2050年まで、もしくはそれ以降も
世界の先進地域の中で米国が最も人口の増加率が高いと考えられます。
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h14/H14/html/E1011202.html
尤も、幾ら人口が増加しても、生産者人口が増えなければ経済発展に繋がる根拠にはなりませんが
米国の場合は生産者人口だけでなく
最も消費が多いと思われる30歳台~40歳台の人口も増加が続くと考えられています。
http://diamond.jp/articles/-/82895
こうした予測の背景には移民の増加があり、アジア系や黒人は勿論ですが
特に増加が目立つのはヒスパニック/ ラテン系の人々で
2010年時点で全体の16%程度であった人口比率が、2060年には30%を超える見込みだそうです。
この様な視点に立てば、高齢者人口は増えても総人口は減る日本の様な国に投資するより
若い世代が増加する国に投資する方が、長い目で見れば正しい選択だと思います。
ですから、世界経済をリードする米国が、将来的にも投資対象の適格国であり続けるなら
今後の世界経済はまだまだ米国に期待出来るのではないでしょうか。
但し、今後20年~30年、或はそれ以上長いスパンの話なので
少なくとも現在40歳台以下の方は、国内投資だけでなく、成長が見込める外国への投資も
積極的に考えられては如何でしょう。