欧米では、Job descriptionと言って、メンバーの仕事を細かく定義して、それが契約となるから余計なことをすると越権行為となるし、ましてやいらんことして失敗したら責任問題である。
日本ではそのあたりがあいまいであったが、逆にそのあいまいさを真摯に埋めてトータル品質を上げていたのだ。
もうかれこれ30年近く前から、欧米化に伴って、(たしかに海外進出するには海外風の労務管理が必要だったのかもしれないが)、日本でも、業務定義書とか職務分掌で業務分担等を定義して、各自の責任範囲を明確にしようとした。
いやー、これ、その後どうだったのかな。
たとえば日本語自体あいまいなところがよい面もあるが、そもそも欧米文化は日本の文化にはなじまなかったんじゃないか?
いつの間にか、手抜き、ごまかしが蔓延するようになってしまったかも。