入浴用から災害時用にリパッケージして1.5倍売れた愛眼の眼鏡

[TAROSSAさん]

眼鏡、コンタクトレンズを販売する愛眼が2015年9月1日に発売した「非常用メガネセット」の売れ行きが好調だそうです。

災害時の使用を想定し、耐熱性に優れたポリカーボネート素材を使用しており、レンズの度数は近視用4種類、老眼用1種類から選べるそうです。

メガネのほか、防寒ブランケット、ばんそうこう、マスクが同梱されており、災害時用の持ち出しリュックに入れるような使用法を提案して、発売から1カ月で想定の約1.5倍売れているとのことです。

 

愛眼によると、一般的な眼鏡に使われることが多い、アセテートやセルロイド、ポリエステルとレーヨンを混ぜた素材は、高熱で変形することがあるため、この商品にはポリカーボネートを採用しており、約130度程度の熱に耐えられ、弾力性があって壊れにくいとのことです。

また、金属のパーツを使っていないので、さびる心配がないのも特徴で、レンズは曇り止め加工もしているそうです。

 

実は今回の商品は、同社が2013年5月に発売しこれまでに累計10万本売れている入浴用メガネ「FORゆ」のリパッケージ商品で、同商品を「災害時の予備用に買い求めた」という購入者も多かったため、表面にアルミ加工を施した防寒ブランケット、マスク、ばんそうこうを「緊急時エマージェンシーグッズ」として同梱し、非常用メガネとして売り出すことにしたそうです。

 

メガネの愛眼店頭のみの取り扱いで、40代から50代を中心に、幅広いタイプの度数が売れており、「災害時に老眼鏡がなくて不便だという声があったので、遠視タイプの需要も今後伸びてくるのではないか」と愛眼担当者は見ているそうです。

 

1842円で買えるというのはお手頃ですね。

 

9854：251円