最近のIPO銘柄でベルシステム24は単位株たった100株なのに3万円もの損失となっている。初値形成前の目論見書には減益が表記されていたが、これは織り込み済みで初値が形成されたはずだが、そうではなかったようだ。大量の株を売りたい某投資家がいたようだ。昨日、社長自ら”伊藤忠グループの各種生活情報サービスへの効果をもたらし、WIN-WINの関係を具現化できるものと考えております。”と掲示板にコメントを書いていた。(なりすましかどうか分からないが。)このコメントにどれほどの重みがあるのだろうか。IPOに応じた投資家は一度も買値を上回らず、沈んでいく株価を見て寂しい思いをしているであろう。投資家の自己責任とは言え、株価算定すなわちプライシングにミスがあったとしか思えない。本業の業績の回復を期待するほかないようだ。いや、プライシングミスを逆手に取った某投資家が勝っただけなのである。ちなみに新規公開株数は3737.83万株だ。ざっと581億円、今469億円。▲112億円。
今日の独り言:困難な問題は焦って解決してはならない。時間をかけるべし。