日経平均2万円台回復も、高値更新は困難か?

優利加さん
優利加さん

昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -78.57 @17,719.92, NASDAQ -18.86
@5,108.67)。ドル円為替レートは123円台に入る円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,338に対して、下落銘柄数は458となった。騰落レシオは122.75%へ少し低下した。東証1部の売買代金は2兆4304億円。

米国株安だったが、123円台の円安及び法人企業統計の全産業設備投資額が前年同期比11.2%増(市場予想は2.2%増)となったことを好感して、TOPIXも日経平均も大幅高となった。日経平均は大台の2万円を終値で回復した。米国の利上げはほぼ確実となり、為替を円安方向へ動かしやすく、これが日本株全体に追い風となりそうだ。しかし、さらに円安が大きく進むとは考え難く、円安効果に依存した業績回復期待のみでは、6月24日の日経平均高値@20,952円を上抜けるのは困難であろう。

TOPIX
+22 @1,602
日経平均 +265円
@20,012円

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、鉄鋼(2位)、機械(3位)、証券(4位)、卸売(5位)となった。


優利加さんのブログ一覧