先週金曜日の米国株式相場(感謝祭翌日で半日取引)は高安まちまちとなった。日経平均がなかなか2万円を回復できそうでできずにもたもたしている中、上海総合指数が前日に続き大きく下げるのを嫌気して、本日の日本株全般は高安まちちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が892に対して、下落銘柄数は916となった。騰落レシオは125.24%。東証1部の売買代金は2兆9090億円へ増加した。
米国株は高安まちまちで、上海総合指数が下げるのを横目に、TOPIXも日経平均も内需株を中心に利食い売り先行で下げた。10月の鉱工業生産指数は98.8となり、2ヶ月連続のプラスだったが、前年同月比で見ると3ヶ月連続でマイナスとなったため、先行きは楽観視できないので積極的な買いが引っ込んだ。今週は重要イベントが目白押し。中国製造業PMI、米国ISM製造業景況感指数、イエレンFRB議長の議会証言、ECB理事会(追加金融緩和を決めるかどうか?)、米国雇用統計、OPEC総会など、どれもこれも相場に大きな影響を与えそうなものばかりだ。
TOPIX
-14 @1,580
日経平均 -136円
@19,747円
33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、海運(2位)、医薬品(3位)、食料品(4位)、電気・ガス(5位)となった。