私のトレードスタイルとして、ファンダメンタルズの押し目を狙う、としていますが、これをファンダメンタルズの織り込み度から考えてみると分かりやすいと思います。まず、ファンダメンタルズにはその発生から終焉まで時期があります。分かりやすく利上げを例にします。①金利を上げるという情報や根拠の発生②金利を上げる日時の予測③実際に行われる利上げと今後の計画の発表このような感じで相場は利上げの最終的なパーセンテージを織り込んでいこうと動きます。その最終的なパーセンテージを織り込んでしまい、実際に利上げの内容が予想通りだったときには今度はセルザファクト(噂で買って事実で売る)といって利食いによる下落が起こります。そして材料出尽くしとなると今度は相場が持ち合いになり、また次の材料を探していくことになります。トレードとしては、この利上げの発生から織り込んでいく過程を取りたいわけです。仮にその織り込みがもう終焉に近ければ賞味期限切れです。今の時点で相場がファンダメンタルズをどれくらい織り込んでいるかが重要となります。そしてまだ織り込む余地があるとするならば大きな流れは停まっていないので、その方向でコアポジションを保有し、また短期では押し目を丁寧に拾っていく、というのがトレードの基本的な方針となります。ここで大事なのは明確なファンダメンタルズが出ている通貨ペアとその時期の見極めです。さらにそのファンダメンタルズの賞味期限の見極めも必要になってきます。そして、ファンダメンタルズが不明瞭な通貨ペアや時期にはエントリーを控えなければなりません。具体的なエントリーについては、まず打診買いをしてみる。そこから押し目に指値注文をいれておく、などといった感じで徐々にポジションを構築していってます。ちなみにこれはあくまでスイングトレード以上の時間軸での話しです。なので損切りも深めに設定します。例えば毎日の経済指標や要人発言で相場は乱高下します。それこそが押し目や利食いのチャンスになるので簡単に切られるようなところに損切り注文はいれないようにしています。なので最低でもテクニカル的に4時間足以上で見たいところです。FXを始めて紆余曲折はありましたが、結局このスタイルが最も勝てると思いますし、結果も出るようになりました。短期取引が好きな方もいらっしゃるでしょうし、スタイルは人それぞれ自己責任ですが、一つのやり方として参考になればと思います。↓みなさまのクリックが更新のモチベーションになります。よろしければ押してやって下さい。にほんブログ村FXトレード日記 ブログランキングへ