株価は、裏情報で動くといわれています。株価を動かす情報が、すべてオープンになっていれば、株価の動きはほとんどなくなってしまいます。
昔は、戦争とか、石油掘削とかの情報をいち早く知って、株価を動かしたものです。今は情報は、あっという間に世界中に拡散します。スピードより情報の評価を重視する時代になりました。つまり、情報に隠された情報をいかに読むかで、株価が変動します。
今朝の「モーサテ」で、IPOについての話題を取り上げていました。今年は、郵政グループを含めてIPOの多い年でしたが、来年はさらに増えて110社を超え、2006年に迫る勢いだそうです。
玉石混合の中、IPOの獲得に目の色を変えている人も多いと思います。IPO獲得のための証券会社選びや、抽選に当たる方法などを解説した本もあるそうです。
「波乗り投資法」では、IPOにはあまり関心がありません。当たれば、ラッキーということで、「貯める」世代と、「遊ぶ」世代には勧めていますが、「増やす」世代には、もう少し成熟した会社で、安定的に伸びる企業に出会うことを提案しています。
来年度の大物IPOに、「JR九州」、「LINE」が話題になっていましたが、上場するかについては口を濁していました。
どうやら裏がありそうです。