先週の非常に勉強になった通貨ペア選びについて。 周智の通り豪ドル雇用統計がかなり良かったです。志摩先生はその夕刻豪ドルはポジティブへとゲームチェンジするだろう、と早速ユーロ豪ショートをエントリーしました。もちろん私も乗りました。あえてドルではなく対ユーロで豪を買ったのは納得でした。ドルは利上げがありますからね。しかし…その晩から原油の下落が進み、さすがの豪ドルも売られ出してしまいました。ユーロ豪はあわや損切りまで追い込まれ、これは早計だったと志摩先生も手仕舞されました。このとき、正解は豪ドルはカナダドルに対して買う、でした。もう察せられたかもしれませんが、原油下落した場合にカナダドルも落ちます。ユーロは落ちません。つまりユーロよりカナダドルの方が原油安に対する保険が効いたわけです。豪ドルは雇用統計が良かったという事実があるのでカナダドルより強いままレートを維持できました。次点としてはキウイに対して豪ドルを買っても良かったかもしれません。 コモディティの打撃を受けてもキウイも連動しますから。チャートを並べてみると分かりやすいです。豪ドルカナダドル豪ドルキウイ✋ユーロ豪ドル
