平塚のねこちゃゎんさんのブログ

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初心者の方々へ【私も含めてます】

先日、私のリスペクトしている方にメッセージで近況報告をしました。
このお方は株を再開し始めた時から、いつもご丁寧なアドバイスを賜っている、私にとって、とっても大切なお方です。
掲載の許可いただいていませんが、皆様に非常に役立つと思う点と、皆さまに発信してもアドバイザーにご迷惑はかからないと勝手に自己判断して掲載したいと思います。(kabuさんゴメンなさいです><)


<私の報告>
Kabuさんこんばんは。
株って、ほんとうに分析→定量化の世界ですね。分析して、箸にも棒にもかからない銘柄はさておき、好業績の銘柄はどれだけ正確に業績を定量化できるかですよね。株を語るのも、これができないと話になりませんし、例えば、なんとなく「直感的に上がる」なんていうのは、上昇トレンドを感じているからだけの発言であり、やはり、最後は根拠ですよね。そして、その根拠が、どれほど市場で認識される可能性があり、織り込まれていないか・・・
織り込まれ済み=周知の事実ですし。株価下がりますです。

長期保有銘柄は、惚れているわけではありませんが、私が技術者なので、期待出来る技術開発に先行投資して付加価値を得ようとしています。でも、なかなか、思い通りに成果を出してくれません><。
技術に重点を置き過ぎで、可能性の低い技術に対する長期投資が仇なんでしょうか><

最近は、ボックス相場(銘柄)を狙って、地合いを先読みして、短期信用で現金保有率を増やすのが、日課になってしまっています。
これ、案外自分に合っている投資だと感じていますので、しばらく乗ってみます。さらに売買のタイミングを学ぶにはいいです。ただ私のPFのは、短期↑、投資(長期)↓で短期のゲインを長期が食ってしまい、利益を圧迫している状態です。こんな投資スタイルいいのかなぁ?かみ合えば、よさそうなんですがね!
取り急ぎ、近況のご報告まで。

<ご教示頂きましたご返信>
ねこさんこんばんは。

私も長期と短期を組み合わせることが多いのですが
過剰流動相場ではテーマ株の短期スイングが効果的だと感じています。
どんなにファンダが良くても需給の悪い銘柄は買われませんから、資金が向かう所へ付いて行くしかありません。

一方長期投資は本来業績相場に向いており
アベノミクス元年の様な、短期上昇サイクル(約3年)の
初動で行うべきで、間もなく3年を経過する今の段階で
長期投資を行っても、効率的ではないと思います。

但し、個々の資金量・投資スタイル・目標額・与えられた時間・専業か兼業かなどによって事情は異なります。

例えば銀行預金のつもりで株式に投資する場合は
インカムゲインが目的ですから
大手医薬品メーカーの様に、安定した企業に長期投資すれば
ほぼ確実に資産は増え続けると思います。

この時の資金量は兼業なら5000万円以下で充分ですが
専業なら最低1億円以上は必要だと思います。
つまり定年退職後の年収が、年金で300万、配当で200万
合計500万というシナリオです。

次に何か目的があって、3年以内に100万円を500万円にしたいという場合は、綿密な計画が必要です。
例えば3年後の目標を36分の1に分割して
月々のリターン目標を決めることから始めます。
この時最も重要なことは資金管理ですが
ポイントは勝率ではなく勝敗ですから
年間を通じて勝率2~3割でも収支がプラスになれば良いという考え方が重要です。

損切り出来ずに塩漬けを作ってしまう人は
殆どそこを勘違いしています。

因みに私の経験上、利益率の高い投資は需給が一番。
またファンダで投資した場合、安心感はありますが
利益率は少し落ちると思います。

結局、需給(6)ファンダ(3)テクニカル(1)くらいでしょうか。
勿論これとは別にマクロ的な観点から地合いの変化を予想することも大事です。

> 最近は、ボックス相場(銘柄)を狙って、地合いを先読みして、短期信用で現金保有率を増やすのが、日課になってしまっています。
> これ、案外自分に合っている投資だと感じていますので、しばらく乗ってみます。

個々に合った投資スタイルは絶対存在すると思います。
ですからねこさんの場合、上手く行っているスタイルを続け、さらに磨きを掛けられると宜しいのではないでしょうか。

それからボックスを上抜けした銘柄は高い確率で上昇しますから、ボックス相場の銘柄ばかりを監視する方法も
立派な投資戦略だと思います。

最後に勝機になり易い投資のタイミングを列記します。
どれか一つでもご参考になれば幸いです。

①国策に関わる企業(需給的には一押し)
②増収増益が3期以上続いている企業(次年度も増益予想ならベスト、セクター内の勝ち組はさらに有望)
③上値抵抗線を突き抜けた銘柄
(持ち合いを上放れした銘柄は上昇パワーが強い)
④上場来高値を更新した銘柄(高値の先は青天井だけに勢いが衰え難い、但し逃げ場の判断は難しい)
⑤期初の業績見通しが慎重で、期中に上方修正する傾向がある企業(四半期決算の発表前に買うのが賢明、本決算時の持ち越しは危険度大
⑥画期的な技術や製品開発に成功した企業の株は、初動で乗り損ねても最初の押し目は買いで成功する確率が高い)
⑦債券相場・商品相場・為替との相関を利用する(金利が上がれば保険業、金利が下がれば不動産業など)
⑧短期間で株価が倍以上に急騰した銘柄の三分の一押し、
または株価が25日線に接近した時(それでダメなら75日or100日線で再チャレンジ)
⑨一相場終わり、ズルズルと高値から三分の一くらい値下がりした銘柄(ネガティブな材料が無ければ底打ちの確率が 高いので要監視)
⑩需給が悪く、数ヶ月間ダラダラ下げ続けた後横ばいに転じた銘柄(売り枯れで底を打った可能性があるので要監視)⑪相場全体が暴落した時の短期リバ狙い
例えば、戦争やテロといった地政学的リスクや天変地異・核問題・伝染病・一部地域の金融不安などで、一時的に株価が暴落した時

この他、需給が良い銘柄の特徴や、外人が好む銘柄など
投資の選択基準は沢山ありますので
地合いに応じて、どの基準でどの銘柄を選択するかを
細かく検討してトレードに臨めば、大きな失敗を犯すことはあまりないと考えています。
長文になり申し訳ありません。

kabuさん、投稿お許しください  
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