◎だふやら、円安局面に入ったみたひだ。日米の金利較差が開ひたのか?あとで調べて置こふ。
さらにNYダウを毎朝見ていると、だふにもかふにも、小生には、アップ・トレンドに思ゑまする。
なにか、この相場の空気(ニューマ)が、何処かで一變(ぺん)したのでは、あるまひか?
Bullとみた。
ひと月前なら、「キャーツ!利上げ!コワイーッ!」から、「フム。フム。吾らが米國經濟は強し。」とNY市場は、次第に政策金利の利上げを織り込みつつあるのでは、なからふか。
利上げしても、株価上昇といふシナリオも、あるやもしれぬ(それもこれも、今晩の米国雇用統計發表をまず確認)。
なんといっても、小生には、米國の利上げの體験がなひ(FX歴が、かれこれ八年。株式は、せいぜいここ二、三年)。前回の利上げで、なにが起こったのやら、インターネットで調べてみやふ。
◎霜月。季節の変わり目。
むかし、孔子が「孝」とは、なんぞやと問はれると、
「礼をもって接し。礼をもって葬する。」(論語・學而篇)と答えてをる。
友人二人の母が、危なひさふだ。二人とも癌で、一人の母は、すでにモルヒネの投与が始まっており、もふ一人の母は、米國やら、東京から、すでに兄弟が集まってきているらしひ。
さて吾も、クローゼットから、礼服を取り出して、ナフタリンの匂いを取っておかねば。
「塚も動け、我が鳴く聲は秋の風」松尾芭蕉
霜月丙戌日記 任運・隨縁