昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -23.65 @17,623.05, NASDAQ +2.84
@5,034.70)。ドル円為替レートは120円台半ばの円高方向へ動いた。本日の日本株全般は重要なイベントを前に利益確定売りが優勢となった。東証1部では、上昇銘柄数が412に対して、下落銘柄数が1,400となった。騰落レシオは124.40%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆1764億円。
米国FOMCや日銀の政策決定会合などの重要イベントを控えて利益確定売りに押され、TOPIXも日経平均も反落した。TOPIXも日経平均も上向き250日移動平均線を回復しており、中長期上昇トレンドは崩れてはいない。しかし、日本株が自力で上げることが難しくなっており、追加金融緩和や補正予算を期待して上げている。南シナ海で米中海軍の衝突も懸念される。半値戻しは達成したが、相変わらず相場は視界不良が続いてる。
TOPIX
-16 @1,543
日経平均 -170円
@18,777円
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉄鋼(2位)、鉱業(3位)、保険(4位)、海運(5位)となった。原油相場が再び下落していることを受けて、石油・石炭や鉱業が下落率上位に入った。