通常非公開の茶室見学と呈茶体験に行って参りました
「一滴庵」と称される三畳小間は大徳寺玉林院「蓑庵(さあん)」の写し(写真中央)、
七畳広間は表千家家元にある「啐啄(そったく)庵」好みの写しなのだそうです。
ちなみに啐啄斎とは八代表千家家元。
いづれも京都の数寄屋大工・笛吹嘉一郎氏の作品とのことです
念のため、私が呈茶体験したのは八畳の広間。
竹中工務店に茶道部?があって、通常はその広間でお稽古するんだそうです
私の聞き違いではなかったら、菓子の銘は「ひとすじ」。(写真右)
見慣れない形をしているので、帰って調べてみると、墨壷(すみつぼ)と言って、
材木に直線を引いたり、建築現場で基準墨となる地墨や腰墨を引くための工具なのだそうです
神戸アートウォーク2015/体験ツアー Vol.2
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竹中大工道具館
消えてゆく大工道具を民族遺産として収集・保存し、
さらに研究・展示を通じて後世に伝えていくことを目的に、
1984年、神戸市中山手に設立されたのが日本で唯一の大工道具の博物館。
(以上HPより抜粋)
道具館には茶室スケルトン模型もありました。
土壁、大好き



