ビールマンさんのブログ
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変な比較
今日の日経新聞に「家庭用の太陽電池と燃料電池の比較」表が乗っていた。
二酸化炭素排出量、価格、寿命などと並んで「発電効率」がある。太陽電池が「最高で20%程度」「燃料電池が30%程度」とある。
「発電効率」の比較に何の意味があるのだろう。太陽電池は光エネルギーを電気エネルギーに転換する効率であり、燃料電池はガスなど燃料のエネルギーを電気エネルギー(熱エネルギーも含まれているかもしれないが)への転換効率ではないのか?
発電効率の項では燃料電池に優位性があるとしているが、何をもって優位と判断したのであろうか?基準が違う数字でだけで判断したとしたらばかげている。
なお、家庭向け発電装置として太陽電池、燃料電池が普及されることは歓迎である。
だまされますね。
比較できないものを比較するいやらしさ。
そうなんですかね。意図的とは思いませんが。記者の科学的水準の問題だと思うんですが。