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投資顧問無料2450一休

2450 一休
高級ホテル・高級旅館専門予約サイト「一休.com」を運営。設立は1998年7月。2006年から高級レストラン予約サイト「一休.comレストラン」を開始。07年7月からは「一休.comショッピング」を開始。
10年4月からプレミアムなビジネスホテル専門予約サイト「一休.com ビジネス」を開始。モバイル版の「一休.comビジネス」サイトも併営。成長過程では、著名タレントが番組内で宿泊予約に一休サイトを利用しているなどの発言がきっかけになって、利用者が急増したとのエピソードがある(09年6月当時)。その際は、google検索の急上昇ワードランキングで一休.comが1ヵ月間トップに位置した。
7月末に既発表の今期(16年3月期)第1四半期決算は、売上高16.6億円(前年同期比+22.1%)、営業利益5.3億円(+55.7%)、経常利益5.5億円(+53.1%)、純利益3.5億円(+51.7%)、1株当たり純利益11.9円実績だった。
増益率の数値を見てもわかるように、収益は絶好調。登録会員数は402万人(前期比+2.2%)。
事業構成の80%を占める主力の「一休.com」が堅調。宿泊予約は前年同期比+18%の成長だった。
事業構成では17%と今後の注力分野である「一休.comレストラン」を中心にした一休.com以外のサイトも急成長している。オンラインでのレストラン予約の普及・浸透が進んでいるほか、同社も登録レストラン数の拡大などに努めて、1Q実績での成長は前年同期比+46%と大きな伸びになっている。
好調を予想するなか、10月9日に日経新聞(朝刊)が同社の中間期の経常利益を、前年同期比約3割増の144億円前後になったもようとの観測報道を掲載した。
中間期の会社側の業績予想は、売上高36.6億円(前年同期比+13.5%)、営業利益12.4億円(+21.3%)、経常利益12.6億円(+19.4%)、純利益7.8億円(+14.8%)、1株当たり純利益26.7円見込みとしていたことから、会社想定より+11%程度の利益上振れが予想される。
一方、市場コンセンサスは通期予想を、売上高77.3億円(前期比+16.8%)、経常利益28.3億円(+24.7%)、純利益18.2億円(+29.6%)、1株当たり純利益62.5円予想としていた。
日経報道は、市場コンセンサスに沿った収益成長をしていることを裏打ちする内容と考えられる。
コンセンサスの利益水準をもとにした試算では、当該銘柄の当面の評価は2850円付近になると考えられる。買いメドは2550円程度まで、想定の取り組み期間は1-2週間程度。想定目標株価は@2850円付近への上昇を期待。
一方、損切りについては2130円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお10月29日に中間決算を発表予定であり、株価も比較的高値圏にあるため、29日の発表を通過すると出尽くし感が強まる可能性があると考える。そのため安全策でのトレードを志向するなら、29日を待たず26-27日辺りの高値圏で想定目標株価の到達有無かんけいなく、いったん売却することでリスクを回避できる。中間決算発表後、株価の落ち追記を待って再取得、想定目標株価への2度目の取組みも行うのがいいと思う。
連続最高益を更新中の企業であり、業績、買い安心感(外部環境に影響されにくい)、インバウンド消費関連の3つの手がかりがあり、見直し余地ありとポジティブ視できる。
(16日終値@2487円に対する目標株価の想定上昇率+14.5%前後)
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