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【1】今日の相場
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◎日経平均
20554.47(- 65.79)▼0.32%
◎TOPIX
1672.22(- 0.65)▼0.04%
◎売買高概算 18億0115万株
◎売買代金概算 2兆0309億円
◎時価総額 602兆4860億円
◎値上り銘柄数 950
◎(年初来)新高値 140
◎値下り銘柄数 821
◎(年初来)新安値 19
◎変わらず 119
◎騰落レシオ(25日)
113.41%(前日比7.56%低下)
◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗
●●○○○○●●○●○● 50.0%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比-0.05%
75日線比+1.19%
◎為替
(対 ド ル)124.37(前日比0.13円高)
(対ユーロ)137.65(前日比0.27円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
262.6円(+ 4.1円)15378万株
2.東電 <9501>
891円(- 9円) 8752万株
3.三菱UFJ<8306>
875.2円(+ 10.9円) 4596万株
4.ユニチカ <3103>
70円(+ 3円) 3751万株
5.淺沼組 <1852>
297円(+ 7円) 3048万株
◎売買代金上位
1.東電 <9501>
891円(- 9円) 786億円
2.日経レバE<1570>
18010円(- 120円) 708億円
3.ソフトBK<9984>
7440円(- 67円) 515億円
4.みずほ <8411>
262.6円(+ 4.1円) 402億円
5.三菱UFJ<8306>
875.2円(+ 10.9円) 401億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り920万株 買い780万株
本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比65円(0.32%)安の2万0554円で取引終了です。昨晩のNYダウが67ドル高となったことを受けて朝方は買いが先行、10:31には上げ幅が42円となる場面がありました。
ただ、天津市の爆発事故など市場の関心が高い中国・上海市場が日本時間10:30にスタートして徐々に下げ幅を拡大していることを横目に日本株も次第に上げ幅縮小。中国を含めてタイなどアジア各国の景気が減速しているとの懸念も重石となり、引けにかけてマイナスに転じています。売買代金は概算2兆309億円、上海総合指数は245ポイント(6.1%)の大幅安で3748です。
業種別では、海運、銀行、医薬品、電機、建設などが高く、石油、精密、情報通信、小売などが下げています。
個別銘柄では、大林組が10円高の1078円、清水建が6円高の1222円、鹿島が5円高の724円と値を上げ、いずれも昨年来高値を更新。大手ゼネコンは8月上旬に発表された4~6月期の連結決算で営業利益がそろって大幅増益となっており、好調な業績を好感した買いが継続しています。
商船三井が9円高の387円、郵船が2円高の364円、川崎汽船が5円高の295円と海運3社が上昇。NY市場で原油価格が1バレル=41.87ドルと約6年5ヶ月ぶりの安値水準となり、加えてバルチック海運指数が9ヶ月ぶりの高値水準に位置していることから業績改善を期待した買いが入っています。
カタログ通販大手のニッセンが6円高の219円と値を上げています。昨日の引け後に不採算事業からの撤退と希望退職者の募集を含む経営合理化策を発表し、好感した買いが入っています。親会社のセブン&アイが本格的にテコ入れし、早期の黒字化を目指します。
ジェネリックの日医工が155円高の4240円と値を飛ばしています。9月にリウマチ治療薬の販売承認を厚生労働省に申請すると報じられ、材料視した買いが入っています。米ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発した市場規模約1兆円のバイオ医薬品「レミケード」の後続品であり、収益寄与への期待が高いです。
その他、東北地方から首都圏向けの送電能力を倍増させる方針を受けて電線・ケーブル事業の売上高比率が高い沖電線が25円高の287円、腕時計のセイコーが51円高の777円、半導体・液晶用特殊ガスの関東電化が48円高の1097円と値を飛ばしています。
日本郵政グループの上場が9月10日にも承認される見通しであることから、公開価格の比較になりやすい金融株として三菱UFJが10.9円高の875.2円、みずほFGが4.1円高の262.6円、三井住友FGが45円高の5473円とメガバンクは揃って値を上げています。
本日の新高値銘柄は、大林組、清水建、鹿島、ナカノフドー、森永菓、サントリー、関東電化、協和キリン、富士製薬、沢井薬、ホーチキ、パラベッド、東映・・・等々です。
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【2】主な投資判断
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[ドイツ証券]
据置き A
(4901)富士フイルム 5,300→ 5,700円
[バークレイズ証券]
据置き A
(9201)JAL 4,980→ 5,430円
据置き B
(9202)ANA 350→ 400円
[野村証券]
据置き A
(6952)カシオ 2,750→ 2,900円
据置き A
(7532)ドンキホーテ 5,250→ 5,800円
据置き A
(7762)シチズン 1,100→ 1,150円
据置き A
(8050)セイコー 900→ 950円
引下げ A→B
(5020)JX 680→ 550円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(9605)東映 1,100→ 1,320円
引上げ C→B
(6804)ホシデン 750→ 720円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果
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◎7月の首都圏マンション市場動向
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6月の首都圏の新規発売戸数は前年同月比13.3%増の4785戸で、7カ月ぶりの増加。前月(3503戸)比では36.6%増です。
マンションの売れ行きを示す契約率は83.7%で、前年同月と同じ、前月比では5.0ポイント上昇です。
1戸当り価格は5953万円、1平方メートル当り単価は85.0万円で、前年同月に比べ戸当り421万円(7.6%)の上昇、平方メートル単価は7.9万円(10.2%)の上昇となっています。
◎7月の中国主要都市の新築住宅価格
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前月比0.3%上昇で3カ月連続の上昇。上昇率は6月の0.4%からやや鈍化。上昇した都市の数は31都市で、6月の27都市から増加しました。
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【4】カクテル・パーティー理論
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私たちの周りでは、相場の変調を暗示するようなちょっとした変化が起こっているものです。
例えば、ピーター・リンチは「カクテル・パーティー理論」として次のような話を紹介しています。
パーティーに出席した際、職業を尋ねられて「投資家です」と答えると、相場が低迷中であれば、聞いた人は少しうなづくだけですぐに話題を変えてしまうか、近くにいた医者に話しかけたりする。
ピーター・リンチはこのような場合は、相場上昇の兆しだとしています。次の段階は、職業を答えると、すぐには医者のところへは移らずに、株式投資がどんなに危ないものかを説明してくるというものです。このころ相場は15%前後上がっている頃だとしています。
第三段階では、相場は3割程度上昇しており、人々は医者のところへは移らず、一晩中株の話を聞きたがるというもので、自分の経験を披露したがる人が増えるのもこの時期の特徴だそうです。
最終段階では、今度は皆がどの株を買うべきか教えたがり、医者でさえも銘柄を薦めてくるようになります。この段階になると既に相場はピークを過ぎている、とピーター・リンチは断言しています。