■ テクニカル : 続・10日線の攻防
10日線(20621円)やSQ値(20,540円)を意識した調整ムードを継続。ボリンジャーバンドの幅も狭くなっている事から煮詰まり感の強まり = 20,000円前後までの下ブレ、21,000円超えの上ブレ双方をケアしておきたいところ。
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■ 今週の展望(抄)
中国当局の動きや米経済指標を受けた「FRBの9月利上げ思惑」の浮沈など外部環境に神経質な展開へ。想定レンジは20,300~20,800円。中国発のサプライズ → ビッグマネーのポジション再修正 → 20,300円割れもリスクシナリオとして念頭に。
□ 今晩のNY : テクニカル改善 ± 経済指標
中国株安が心理的な圧迫要因となるため、寄り前に発表される7月住宅着工件数、建設許可件数がコンセンサスを下回るようなら17,400ドル台前半までの下落に警戒。ただし、続伸によるテクニカル改善は顕著となっていますので、経済指標がコンセンサスなりに着地する場合は「リバ基調の継続 → 17,600ドル台半ばまでの一段高トライ」が本命視されます。
□ 明日の展望 : 外部環境次第
NYに異変がなければ、20,450~20,700円レンジでの様子見色の強い流れへ。上記のようにテクニカルは煮詰まりつつありますので、NY乱高下の際にはCME225に輪をかけて株価がブレる場面も念頭に。
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★ 明日の戦略 : 週後半の乱高下を意識しながら前へ!
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基本スタンスは先週水曜の急落を“勝負どころ!”とした強気スタンスを継続。
前場からの急落局面は突っ込み買い重視で臨みながら、大引けにかけては「水曜の米重要イベント(消費者物価、FOMC議事録)後の下ブレ」に備えて一定の余力維持を優先していってください。
※ 木曜以降に関しては状況を確認しながらになりますが、基本は強気スタンスの継続、「FRBの利上げ先送り思惑の高まり」を背景に株価が急落する場合は一時的に慎重度アップの後、再度本気買いのタイミングを見極めていく予定です。
『 眼球ではなく、ヘソで見る! 』