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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
20222.63(-331.84)▼1.61%
◎TOPIX
◎TOPIX
1648.48(- 23.74)▼1.42%
◎売買高概算 20億9975万株
◎売買代金概算 2兆4254億円
◎時価総額 593兆9062億円
◎値上り銘柄数 169
◎売買高概算 20億9975万株
◎売買代金概算 2兆4254億円
◎時価総額 593兆9062億円
◎値上り銘柄数 169
◎(年初来)新高値 47
◎値下り銘柄数 1652
◎値下り銘柄数 1652
◎(年初来)新安値 37
◎変わらず 69
◎騰落レシオ(25日)
◎変わらず 69
◎騰落レシオ(25日)
98.94%(前日比14.47%低下)
◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗
◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗
●○○○○●●○●○●● 50.0%
◎カイリ率(日経平均)
◎カイリ率(日経平均)
25日線比-1.64%
75日線比-0.49%
◎為替
◎為替
(対 ド ル)124.26(前日比0.02円安)
(対ユーロ)137.49(前日比0.26円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
262.3円(- 0.3円)21256万株
2.東芝 <6502>
2.東芝 <6502>
393.9円(+ 28.2円)12225万株
3.東電 <9501>
3.東電 <9501>
888円(- 3円) 8498万株
4.三菱UFJ<8306>
4.三菱UFJ<8306>
868.0円(- 7.2円) 6112万株
5.ユニチカ <3103>
5.ユニチカ <3103>
71円(+ 1円) 3995万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
17450円(- 560円) 1810億円
2.東電 <9501>
2.東電 <9501>
888円(- 3円) 759億円
3.みずほ <8411>
3.みずほ <8411>
262.3円(- 0.3円) 561億円
4.三菱UFJ<8306>
4.三菱UFJ<8306>
868.0円(- 7.2円) 534億円
5.トヨタ自 <7203>
5.トヨタ自 <7203>
7897円(- 70円) 483億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1180万株 買い1140万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、331円(1.61%)安の2万0222円で取引終了です。昨晩のNYダウが33ドル安となったことで朝方から売りが先行。日本時間10:30からオープンする注目の上海市場が昨日に6.1%の大幅安となり、本日も一時5%の大幅安となったことも売りを誘い、次第に下げ幅を拡大。
14時に発表された7月の訪日外国人客数で、中国からの観光客数の伸びが前年同月比2倍強の105%増となったものの、前の月の伸び率167%増からは鈍化したことも重石となり、引けにかけて一段安となっています。売買代金は概算2兆4254億円、注目の上海総合指数は引け(日本時間16時)にかけては急速に値を戻してプラスに転じ、45ポイント(1.2%)高の3794となっています。
尚、7月の訪日外客数は前年同月比51%増の191万人で、これまで7月として過去最高だった2014年の127万人を大幅に上回っただけでなく、今年4月の176万人をも上回り、年間を通じた単月としての過去最高を記録しています。また、今年1月から7月までの累計は早くも1000万人を突破し、1106万人となっています。
業種別では、紙パ、電力ガス、石油が高く、保険、空運、化学、食品、電機、非鉄などの下げが目立ちます。
個別銘柄では、相場全般安の中にあって東芝が28.2円高の393.9円と7%を超える大幅高。昨日の引け後に9月末に発足する新体制と過去の決算訂正を明らかにしたことで不適切会計問題を巡る不透明感が一旦晴れ、買いが優勢となっています。
親会社の東芝に連れ高する形で東芝プラントも46円高の1368円と上昇。同社は火力発電や太陽光発電などの設備の建設を手がけ、16年3月期の連結純利益は前期比19%増の120億円と最高益となる見通しです。
神戸物産が110円高の1万2820円と値を上げています。昨日に同社が手掛ける「業務スーパー」の7月の既存店売上高が前年同月比で2.8%増えたと発表。あわせて7月の経常利益が同43%増の9億9000万円だったと開示し、好業績を好感した買いが入っています。
足利HDが一時19円高の545円まで値を上げ、6月23日に付けた年初来高値に顔合わせ。終値は12円高の538円となっています。足利HD傘下の足利銀行について、筆頭株主の野村HDが保有株式を常陽銀に譲渡し、経営統合すると報じられており、材料視した買いが入っています。
香料を手掛け、飲料等食品向けフレーバーを主力とする長谷川香料が33円高の1861円と値を上げて昨年来高値更新。昨日の引け後に味の素と天然香料の分野で業務提携すると発表し、材料視した買いが入っています。化学原料を用いないバニラ香料などを共同開発する模様です。
その他、日本経済新聞社系のテレビ東京が89円高の2243円、機能フィルムの日本合成が38円高の823円、明治海運が37円高の658円、乳酸菌に特化して胃腸薬など大衆薬6割のビオフェルミン製薬が100円高の3460円、時計のセイコーは13円高の790円と連日で値を上げています。
本日の新高値銘柄は、ナカノフドー、タケエイ、エムスリー、田辺三菱、長谷川香料、三ツ星ベルト、マキタ、日本電子、サイゼリヤ、セイコー・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
引上げ B→A
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1180万株 買い1140万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、331円(1.61%)安の2万0222円で取引終了です。昨晩のNYダウが33ドル安となったことで朝方から売りが先行。日本時間10:30からオープンする注目の上海市場が昨日に6.1%の大幅安となり、本日も一時5%の大幅安となったことも売りを誘い、次第に下げ幅を拡大。
14時に発表された7月の訪日外国人客数で、中国からの観光客数の伸びが前年同月比2倍強の105%増となったものの、前の月の伸び率167%増からは鈍化したことも重石となり、引けにかけて一段安となっています。売買代金は概算2兆4254億円、注目の上海総合指数は引け(日本時間16時)にかけては急速に値を戻してプラスに転じ、45ポイント(1.2%)高の3794となっています。
尚、7月の訪日外客数は前年同月比51%増の191万人で、これまで7月として過去最高だった2014年の127万人を大幅に上回っただけでなく、今年4月の176万人をも上回り、年間を通じた単月としての過去最高を記録しています。また、今年1月から7月までの累計は早くも1000万人を突破し、1106万人となっています。
業種別では、紙パ、電力ガス、石油が高く、保険、空運、化学、食品、電機、非鉄などの下げが目立ちます。
個別銘柄では、相場全般安の中にあって東芝が28.2円高の393.9円と7%を超える大幅高。昨日の引け後に9月末に発足する新体制と過去の決算訂正を明らかにしたことで不適切会計問題を巡る不透明感が一旦晴れ、買いが優勢となっています。
親会社の東芝に連れ高する形で東芝プラントも46円高の1368円と上昇。同社は火力発電や太陽光発電などの設備の建設を手がけ、16年3月期の連結純利益は前期比19%増の120億円と最高益となる見通しです。
神戸物産が110円高の1万2820円と値を上げています。昨日に同社が手掛ける「業務スーパー」の7月の既存店売上高が前年同月比で2.8%増えたと発表。あわせて7月の経常利益が同43%増の9億9000万円だったと開示し、好業績を好感した買いが入っています。
足利HDが一時19円高の545円まで値を上げ、6月23日に付けた年初来高値に顔合わせ。終値は12円高の538円となっています。足利HD傘下の足利銀行について、筆頭株主の野村HDが保有株式を常陽銀に譲渡し、経営統合すると報じられており、材料視した買いが入っています。
香料を手掛け、飲料等食品向けフレーバーを主力とする長谷川香料が33円高の1861円と値を上げて昨年来高値更新。昨日の引け後に味の素と天然香料の分野で業務提携すると発表し、材料視した買いが入っています。化学原料を用いないバニラ香料などを共同開発する模様です。
その他、日本経済新聞社系のテレビ東京が89円高の2243円、機能フィルムの日本合成が38円高の823円、明治海運が37円高の658円、乳酸菌に特化して胃腸薬など大衆薬6割のビオフェルミン製薬が100円高の3460円、時計のセイコーは13円高の790円と連日で値を上げています。
本日の新高値銘柄は、ナカノフドー、タケエイ、エムスリー、田辺三菱、長谷川香料、三ツ星ベルト、マキタ、日本電子、サイゼリヤ、セイコー・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
引上げ B→A
(2413)エムスリー 3,600円
据置き A
据置き A
(6273)SMC 44,000→39,000円
[モルガンSMUFJ証券]
引上げ B→A
[モルガンSMUFJ証券]
引上げ B→A
(4151)協和発酵キリン 1,900→ 2,680円
据置き B
据置き B
(5713)住友鉱山 2,050→ 1,800円
引下げ B→C
引下げ B→C
(4568)第一三共 2,000円
引下げ B→C
引下げ B→C
(5706)三井金属 370→ 300円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(6908)イリソ電子 9,600→ 8,800円
[野村証券]
据置き A
[野村証券]
据置き A
(1605)国際帝石 1,900→ 1,740円
新 規 A
新 規 A
(6395)タダノ 2,500円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(1605)国際帝石 1,590→ 1,480円
据置き A
据置き A
(3288)オープンハウス 2,425→ 2,970円
引下げ A→B
引下げ A→B
(6869)シスメックス 8,240円
据置き C
据置き C
(2433)博報堂DY 990→ 1,150円
据置き C
据置き C
(9409)テレビ朝日 1,800→ 1,770円
[大和証券]
据置き 1
[大和証券]
据置き 1
(2229)カルビー 5,350→ 5,700円
据置き 2
据置き 2
(2659)サンエー 5,400→ 6,500円
引下げ 2→3
引下げ 2→3
(8410)セブン銀行 640→ 600円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果 **
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◎7月の貿易統計
―――――――
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2681億円の赤字で、市場予想に反して前月比で赤字幅が拡大。輸出額は円安効果もあって11カ月連続のプラスとなりましたが、数量は減少しました。
◎6月の全産業活動指数
――――――――――
前月比0.3%の上昇と、2カ月ぶりの上昇。内訳でが建設業活動指数が3カ月連続で低下した一方、鉱工業生産指数や第3次産業活動指数がプラスに転じたことが全体を押し上げました。
◎7月の訪日外国人客数
――――――――――
7月(推計値)は前年同月比64万8千人(51%)増の191万8400人で、7月として過去最高、年間を通じた単月としても過去最高を記録しました。
中国経済の変調が訪日客数にも影響するとの見方もありましたが、中国からの訪日客は前年比で倍増以上(105%増)の57万6900人となり、全地域でみて単月の過去最高を更新しました。台湾、香港、インドネシアも単月として過去最高を記録しています。
2020年までに年間2000万人という政府目標に対し、今年1~7月の実績は前年同期比353万人(47%)増の1105万8300人となっています。
◎7月の全国百貨店売上高
―――――――――――
既存店ベースで前年同月比3.4%増と4カ月連続の増加。訪日外国人売上高は前年実績の約3.5倍と、好調を維持しています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】悪い成功と良い失敗 **
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初心者ながらも、動き始めた株価に飛び乗り、運良く短期間で利益を出すことに成功した投資家と、ある銘柄を丹念に調べたうえ、慎重に指値を入れたものの結局買うことができなかかった投資家がいるとします。
もちろん、前者は利益を手にし、後者は利益を手にすることができませんでした。単純に考えれば、前者が「成功」で、後者が「失敗」したと受け取られがちです。
しかし、前者はたまたま儲けを手にできましたが、それは運が良かっただけであり、十分に調べもせずに相場まかせで儲かったところで、このやり方を改めなければ、いずれ高値掴みのコレクション(塩漬け株)を増やすことになります。
このやり方では一般的なパチンコ愛好者や競馬愛好者同様、たまに儲けることもありますが、年間トータルでプラスとなることは稀です。たまの儲けを喧伝するために、周りの人にとっては儲かっているような気がしてしまうだけかもしれません。
後者の場合は、そもそも損したわけではないので「失敗」とは言えません。十分に下調べをし(納得し)、買うことはできませんでしたが、その後の上昇を見た場合、銘柄選択は間違っていなかったわけです。
また、株価の動きに惑わされて株価を追いかけるようなことがなっかた点も投資家としては必要な要素です。買えなければ儲からないだろうという意見もありそうですが、買えば儲かるというものでもありませんし、相場はその時ばかりではありません。
こういった観点から、前者は「悪い成功」、後者を「良い失敗」と見ることができます。
前日大きく下げた中国・上海株が、本日も売り優勢で推移していたことから東京株式市場でもリスク回避の売りが出ましたが、東京市場の引け後、上海株はプラスに転じています。
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果 **
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◎7月の貿易統計
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輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2681億円の赤字で、市場予想に反して前月比で赤字幅が拡大。輸出額は円安効果もあって11カ月連続のプラスとなりましたが、数量は減少しました。
◎6月の全産業活動指数
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前月比0.3%の上昇と、2カ月ぶりの上昇。内訳でが建設業活動指数が3カ月連続で低下した一方、鉱工業生産指数や第3次産業活動指数がプラスに転じたことが全体を押し上げました。
◎7月の訪日外国人客数
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7月(推計値)は前年同月比64万8千人(51%)増の191万8400人で、7月として過去最高、年間を通じた単月としても過去最高を記録しました。
中国経済の変調が訪日客数にも影響するとの見方もありましたが、中国からの訪日客は前年比で倍増以上(105%増)の57万6900人となり、全地域でみて単月の過去最高を更新しました。台湾、香港、インドネシアも単月として過去最高を記録しています。
2020年までに年間2000万人という政府目標に対し、今年1~7月の実績は前年同期比353万人(47%)増の1105万8300人となっています。
◎7月の全国百貨店売上高
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既存店ベースで前年同月比3.4%増と4カ月連続の増加。訪日外国人売上高は前年実績の約3.5倍と、好調を維持しています。
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【4】悪い成功と良い失敗 **
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初心者ながらも、動き始めた株価に飛び乗り、運良く短期間で利益を出すことに成功した投資家と、ある銘柄を丹念に調べたうえ、慎重に指値を入れたものの結局買うことができなかかった投資家がいるとします。
もちろん、前者は利益を手にし、後者は利益を手にすることができませんでした。単純に考えれば、前者が「成功」で、後者が「失敗」したと受け取られがちです。
しかし、前者はたまたま儲けを手にできましたが、それは運が良かっただけであり、十分に調べもせずに相場まかせで儲かったところで、このやり方を改めなければ、いずれ高値掴みのコレクション(塩漬け株)を増やすことになります。
このやり方では一般的なパチンコ愛好者や競馬愛好者同様、たまに儲けることもありますが、年間トータルでプラスとなることは稀です。たまの儲けを喧伝するために、周りの人にとっては儲かっているような気がしてしまうだけかもしれません。
後者の場合は、そもそも損したわけではないので「失敗」とは言えません。十分に下調べをし(納得し)、買うことはできませんでしたが、その後の上昇を見た場合、銘柄選択は間違っていなかったわけです。
また、株価の動きに惑わされて株価を追いかけるようなことがなっかた点も投資家としては必要な要素です。買えなければ儲からないだろうという意見もありそうですが、買えば儲かるというものでもありませんし、相場はその時ばかりではありません。
こういった観点から、前者は「悪い成功」、後者を「良い失敗」と見ることができます。
前日大きく下げた中国・上海株が、本日も売り優勢で推移していたことから東京株式市場でもリスク回避の売りが出ましたが、東京市場の引け後、上海株はプラスに転じています。