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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
18131.23(-160.57)▼0.88%
◎TOPIX
◎TOPIX
1494.75(- 11.09)▼0.74%
◎売買高概算 18億7544万株
◎売買代金概算 1兆9952円
◎時価総額 539兆8789億円
◎値上り銘柄数 636
◎売買高概算 18億7544万株
◎売買代金概算 1兆9952円
◎時価総額 539兆8789億円
◎値上り銘柄数 636
◎(年初来)新高値 16
◎値下り銘柄数 1156
◎値下り銘柄数 1156
◎(年初来)新安値 13
◎変わらず 109
◎騰落レシオ(25日)
◎変わらず 109
◎騰落レシオ(25日)
122.93%(前日比4.39%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗
○○○○○●○●●○○● 66.7%
◎カイリ率(日経平均)
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+0.59%
75日線比-5.88%
◎為替
◎為替
(対 ド ル)119.29(前日比0.17円安)
(対ユーロ)135.67(前日比0.23円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
233.4円(- 3.5円)11066万株
2.三井住友建<1821>
2.三井住友建<1821>
122円(- 9円) 8622万株
3.東電 <9501>
3.東電 <9501>
871円(+ 29円) 6792万株
4.旭化成 <3407>
4.旭化成 <3407>
730円(- 68.2円) 5095万株
5.三菱UFJ<8306>
5.三菱UFJ<8306>
743.1円(- 11.9円) 4174万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
13860円(- 190円) 1503億円
2.トヨタ自 <7203>
2.トヨタ自 <7203>
7356円(- 44円) 655億円
3.東電 <9501>
3.東電 <9501>
871円(+ 29円) 586億円
4.旭化成 <3407>
4.旭化成 <3407>
730円(- 68.2円) 375億円
5.ソフトBK<9984>
5.ソフトBK<9984>
6334円(- 65円) 340億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り820万株 買い710万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、前週末比160円(0.88%)安の1万8131円で取引終了です。
先週末のNYダウは74ドル高となりましたが、本日は11時に中国で注目の7~9月期GDPなど重要経済指標の発表を控えていることから朝方から様子見気分の強い展開。10:16には下げ幅が213円となる場面がありました。
ただ、そのGDPが前年同期比6.9%増と市場予想6.8%を上回ったことから発表後は買いが優勢となり、12:32には一転して22円高まで上昇。ただ、上値を買う動きは限定的であり、引けにかけては決算発表本格化を控えて再び手控え気分が強まり、徐々にマイナス幅を拡大しています。売買代金は概算1兆9952億円、上海総合指数は4ポイントの小幅安で3386です。
業種別では、建設、小売、医薬品などが高く、非鉄、鉄鋼、商社、電機、機械、銀行、不動産などが下げています。
個別銘柄では、インバウンド需要取込みのマツキヨが90円高の5210円、ドンキホーテが35円高の4460円、銀座老舗百貨店の松屋が67円高の1537円、ABCマートが250円高の7090円。
化粧品のコーセーが400円高の1万1550円、資生堂も97円高の2856円となるなど訪日客(インバウンド)関連が改めて上昇しています。本日発表の中国の7~9月期のGDPが前年同期比6.9%増とさほど弱い数字でないことから爆買いに大きな影響は出ないとの見方から物色の矛先が向かっています。
三菱系顧客多い戸田建設が大幅高、98円高の663円となっています。4~9月期の連結純利益が前年同期比42%増の113億円と発表。従来計画42%減の46億円から大幅上方修正となり、加えて4~9月期として過去最高益となることから好感した買いが膨らんでいます。
地盤調査を手掛ける地盤ネットがストップ高、80円高の559円となっています。横浜市の大型マンションが傾斜した問題で、これから地盤調査の受注が増えるとの思惑から物色の矛先が向かっています。
その他、建設株の上昇が目立ち、鹿島が14円高の709円、大成建が6円高の801円、大林組が14円高の1093円、清水建設が20円高の1066円、熊谷組が9円高の401円。
4~9月期中間期連結業績予想を上方修正で明治海運がストップ高で100円高の612円、ジェネリックの日医工が145円高の3235円、名古屋の矢作建設も41円高の1152円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、矢作建、大林道、クリエイト・レストランツ、日本曹達、ヤマダ電機・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[UBS証券]
据置き A
据置き A
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り820万株 買い710万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、前週末比160円(0.88%)安の1万8131円で取引終了です。
先週末のNYダウは74ドル高となりましたが、本日は11時に中国で注目の7~9月期GDPなど重要経済指標の発表を控えていることから朝方から様子見気分の強い展開。10:16には下げ幅が213円となる場面がありました。
ただ、そのGDPが前年同期比6.9%増と市場予想6.8%を上回ったことから発表後は買いが優勢となり、12:32には一転して22円高まで上昇。ただ、上値を買う動きは限定的であり、引けにかけては決算発表本格化を控えて再び手控え気分が強まり、徐々にマイナス幅を拡大しています。売買代金は概算1兆9952億円、上海総合指数は4ポイントの小幅安で3386です。
業種別では、建設、小売、医薬品などが高く、非鉄、鉄鋼、商社、電機、機械、銀行、不動産などが下げています。
個別銘柄では、インバウンド需要取込みのマツキヨが90円高の5210円、ドンキホーテが35円高の4460円、銀座老舗百貨店の松屋が67円高の1537円、ABCマートが250円高の7090円。
化粧品のコーセーが400円高の1万1550円、資生堂も97円高の2856円となるなど訪日客(インバウンド)関連が改めて上昇しています。本日発表の中国の7~9月期のGDPが前年同期比6.9%増とさほど弱い数字でないことから爆買いに大きな影響は出ないとの見方から物色の矛先が向かっています。
三菱系顧客多い戸田建設が大幅高、98円高の663円となっています。4~9月期の連結純利益が前年同期比42%増の113億円と発表。従来計画42%減の46億円から大幅上方修正となり、加えて4~9月期として過去最高益となることから好感した買いが膨らんでいます。
地盤調査を手掛ける地盤ネットがストップ高、80円高の559円となっています。横浜市の大型マンションが傾斜した問題で、これから地盤調査の受注が増えるとの思惑から物色の矛先が向かっています。
その他、建設株の上昇が目立ち、鹿島が14円高の709円、大成建が6円高の801円、大林組が14円高の1093円、清水建設が20円高の1066円、熊谷組が9円高の401円。
4~9月期中間期連結業績予想を上方修正で明治海運がストップ高で100円高の612円、ジェネリックの日医工が145円高の3235円、名古屋の矢作建設も41円高の1152円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、矢作建、大林道、クリエイト・レストランツ、日本曹達、ヤマダ電機・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[UBS証券]
据置き A
(2269)明治HD 10,500→11,000円
据置き A
(5802)住友電工 2,200→ 2,100円
[ゴールドマンS証券]
新 規 A
[ゴールドマンS証券]
新 規 A
(4246)DNC 7,400円
[モルガンSMUFJ証券]
据置き A
[モルガンSMUFJ証券]
据置き A
(5714)DOWA 1,360→ 1,250円
据置き A
据置き A
(8001)伊藤忠 1,940→ 1,910円
据置き A
据置き A
(8002)丸紅 830→ 790円
据置き C
据置き C
(2768)双日 240→ 270円
据置き C
据置き C
(5706)三井金属 300→ 250円
[野村証券]
引上げ B→A
[野村証券]
引上げ B→A
(4041)日本曹達 820→ 1,400円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(7599)ガリバー 1,300→ 1,700円
引下げ A→B
引下げ A→B
(6707)サンケン電気 1,190→ 540円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果 **
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◎中国の主要経済指標
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本日発表された7~9月期の中国GDPは前年同期比6.9%増と、09年1~3月期以来、6年半ぶりに7%を下回りましたが、市場予想(6.8%増)は上回りました。
9月の中国工業生産高は前年同月比5.7%増で、市場予想に届かず。9月の小売売上高は前年同月比10.9%増で、市場予想と一致。1~9月の固定資産投資(設備投資や建設投資の合計)は前年同期比10.3%増で、市場予想をやや下回っています。
◎さくらリポート
―――――――
日銀が発表した10月の地域経済報告(さくらリポート)は、北海道、東北、北陸、関東甲信越、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の全国9地域の経済情勢について、日銀の本支店が企業ヒアリングで得た情報やデータをまとめたもので、今回は全地域で景気判断が据え置かれました。
◎民生用電子機器の国内出荷実績
――――――――――――――
テレビやカーナビなどの出荷額で、9月は前年同期比10.4%減と、3カ月ぶりに前年実績を下回りました。テレビの出荷台数が31%減となったことが響きました。
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【4】相場とテーマ **
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株式相場はテーマで動きます。どういうことかと申しますと、社会の変化や世の中の流れに沿って、それに関連した商品やサービスの売り上げが伸びることが期待され、関連する銘柄に買いが入る(収益増を先取りする)という構図です。
季節的な話題もテーマの一つで、猛暑やエルニーニョ、渇水、多雨、少雨、花粉症やインフルエンザなど、季節に関連するキーワードで銘柄が物色されます。これらの関連銘柄はほぼ決まっており、テーマとして毎年のように循環しています。
例えば、雨の日が多ければ、自宅で過ごす時間が増える→ゲームやビデオ。花粉症流行の兆しがあれば、治療薬のみでなく、検査薬、食品、マスクなど、様々な関連銘柄があります。
社会的な変化としましては、高齢化、少子化、環境問題、TPP等。経済環境の変化としましては、金利や景気の動向、商品市況などに株価は敏感に反応します。
株式投資をやり始めて新聞をよく読むようになり、社会の変化に敏感になるというのは、それらのことを材料に株が動くからです。
社会の変化や世の中の流れを株式投資に関連付けて考えるようになればチャンスは自ずと増えてきます。
市場では、過去話題なった材料やテーマがぶり返され、関連銘柄が二度三度物色し直されるケースが多々ありますので、市場で話題になったテーマや銘柄の動きを記憶や記録に残していくことが投資力向上につながります。
自分の好きな銘柄、気になる銘柄を「ウォッチ銘柄」として動きを継続してチェックすることは投資の基本の一つです。その銘柄に関しては売り買いのチャンスを察知しやすくなるのと同時に、相場の上げ下げに対しても冷静に対応できるようになるはずです。
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果 **
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◎中国の主要経済指標
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本日発表された7~9月期の中国GDPは前年同期比6.9%増と、09年1~3月期以来、6年半ぶりに7%を下回りましたが、市場予想(6.8%増)は上回りました。
9月の中国工業生産高は前年同月比5.7%増で、市場予想に届かず。9月の小売売上高は前年同月比10.9%増で、市場予想と一致。1~9月の固定資産投資(設備投資や建設投資の合計)は前年同期比10.3%増で、市場予想をやや下回っています。
◎さくらリポート
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日銀が発表した10月の地域経済報告(さくらリポート)は、北海道、東北、北陸、関東甲信越、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の全国9地域の経済情勢について、日銀の本支店が企業ヒアリングで得た情報やデータをまとめたもので、今回は全地域で景気判断が据え置かれました。
◎民生用電子機器の国内出荷実績
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テレビやカーナビなどの出荷額で、9月は前年同期比10.4%減と、3カ月ぶりに前年実績を下回りました。テレビの出荷台数が31%減となったことが響きました。
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【4】相場とテーマ **
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株式相場はテーマで動きます。どういうことかと申しますと、社会の変化や世の中の流れに沿って、それに関連した商品やサービスの売り上げが伸びることが期待され、関連する銘柄に買いが入る(収益増を先取りする)という構図です。
季節的な話題もテーマの一つで、猛暑やエルニーニョ、渇水、多雨、少雨、花粉症やインフルエンザなど、季節に関連するキーワードで銘柄が物色されます。これらの関連銘柄はほぼ決まっており、テーマとして毎年のように循環しています。
例えば、雨の日が多ければ、自宅で過ごす時間が増える→ゲームやビデオ。花粉症流行の兆しがあれば、治療薬のみでなく、検査薬、食品、マスクなど、様々な関連銘柄があります。
社会的な変化としましては、高齢化、少子化、環境問題、TPP等。経済環境の変化としましては、金利や景気の動向、商品市況などに株価は敏感に反応します。
株式投資をやり始めて新聞をよく読むようになり、社会の変化に敏感になるというのは、それらのことを材料に株が動くからです。
社会の変化や世の中の流れを株式投資に関連付けて考えるようになればチャンスは自ずと増えてきます。
市場では、過去話題なった材料やテーマがぶり返され、関連銘柄が二度三度物色し直されるケースが多々ありますので、市場で話題になったテーマや銘柄の動きを記憶や記録に残していくことが投資力向上につながります。
自分の好きな銘柄、気になる銘柄を「ウォッチ銘柄」として動きを継続してチェックすることは投資の基本の一つです。その銘柄に関しては売り買いのチャンスを察知しやすくなるのと同時に、相場の上げ下げに対しても冷静に対応できるようになるはずです。