14日に発表されたベージュブックが減速感をにじませる表現に変わった。これを受けて、昨日の米国株式は大幅下落した(DJIA -157.14 @16,924.75,
NASDAQ -13.76
@4,728.85)。ドル円為替レートは118円台後半の円高方向へ動いた。しかし、本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,609に対して、下落銘柄数は223となった。騰落レシオは116.15%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆1763億円。
米国株安と円高を跳ね返して、TOPIXも日経平均も大きく反発した。アジア株が堅調に推移したこともあるが、日銀は早晩、追加金融緩和期待を実施するという強い期待が根底に有るだろう。しかし、その期待が強ければ強いほど、期待が裏切られたらその反動は大きい。10日&25日移動平均線を再び割り込むかどうかの瀬戸際にある。
TOPIX
+20 @1,491
日経平均 +206円
@18,097円
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、医薬品(2位)、サービス(3位)、その他製品(4位)、情報・通信(5位)となった。