先週のドル円は119円半ばから120円半ばの上下1円の範囲での推移となり大きな変化はありませんでした。
9月以降の持合期間が長期化しておりエネルギーの蓄積も大きいです。上方向へのポイントは120円半ばから121円前半。この水準を超えることができたら一気に年初来高値である125円も超えて127円台に到達する可能性も十分あると考えます。
逆に下方向のポイントが119円半ば。割り込むと8月の急落時の安値も越えて114円半ばへと推移する可能性が高くなることが考えられます。
上下何れに放たれた場合でも数円単位での値幅が期待できますので大きく動く前の静けさのように感じます。
具体的なポジショニングとしてはブレイクを確認した後にポジションを取る方法と予め方向を決めておき持ち合いの中でポジションを取る方法が考えられます。
前者では騙しとなった場合は速やかに損きり、後者はポジションとは逆向きに動いた時に損きり出来ればどちらも立派な戦略と考えます。