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経済産業省事業~人工光合成(光触媒)

経済産業省事業
【エ・経26

革新的触媒による化学品製造プロセス技術開発プロジェクト


―――人工光合成プロジェクト―――

事業概要:太陽エネルギー及び革新的触媒技術を用いて、CO2と水を原料にプラスチック原料等の基幹化学品(オレフィン(エチレン、プロピレン等))を製造するプロセス(人工光合成プロセス)を開発する


果:本プロセスにより、CO2削減等の環境問題と石油の価格上昇や枯渇リスク等の資源問題を同時に解決。(石油のみに依存しない化学産業の実現)


開発要素:大きく分けて右記3項目(①光触媒 ②分離システム ③合成触媒)。


①光触媒:太陽エネルギーを用いて水を水素と酸素に効率良く分解する光触媒の開発

【課題】光触媒の吸収波長を長波長化、エネルギー変換効率の向上


②分離システム:混合気体(水素&酸素)から水素を安全に分離する分離膜・システムの開発
【課題】水素分子と酸素分子の中間の大きさの穴を有する膜を欠陥なく構築する


③合成触媒:水素とCO2から化学品原料であるオレフィン(エチレン、プロピレン等)を製造する合成触媒の開発
【課題】オレフィン(エチレン、プロピレン等)の収率を向上させる触媒及びプロセスの検証



**某企業HPにメガソーラー発電事業の一環として取り上げられている(下記)


再生可能でクリーンなエネルギー資源として、近年水素への注目が集まっています。水素は燃焼後、水しか生成しないクリーンなエネルギー源であり、また、地球温暖化の主要因である炭酸ガスを反応させることにより、炭化水素燃料や化学品原料も作ることができるため、究極の再生可能エネルギー資源として期待されています。当社は、経済産業省が主導する「人工光合成化学プロセス技術研究組合」に参加し、太陽エネルギーを利用して光触媒によって水を分解し、分離して得られた水素と二酸化炭素からプラスチック原料等基幹化学品の製造を目指す研究開発プロジェクトに取り組んでいます。

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