◎9月イベントの最たるものは、17日のFOMCなりにけり。
吾は、「利上げ有り」と予想す。
結局、9:1で、否決。さらに意外だったのが、「利上げなし=株価アップ」と信じてゐたが、逆なりけり。金融緩和をすれば、株価はあがる。この定説はかならずしも當たらなくなってきた。
なにか、この一つのパラダイムが転換した?やふな。
ほかの会員さまの日記を讀めば、「メルト・ダウン(溶解)」の文言も目立ちまする。
う~ん、やはりひとつの歴史の変わり目に、をるのやもしれん。
「歴史の変わり目には思考が狂う」と昔、易学や自然学が趣味といふ御老人に、教わったけど、世相を見まわしてみても、猟奇的な事件が目立ちまする。
◎安保法案成立。
中國は、日本の五大都市に水爆ミサイルの照準を据えている。北朝鮮は、すでに2~300発の核兵器を保有している。国防上の明らかな「事情変更」が、起こっています。
「日本に攻めてくる國なんてなーひ。」故土井たか子日本社会党党首言。いまや攻めてくる国ばかり。安保条約を改正して、米国と軍事上のパートナーシップを深めていかねばなりません。そして、いまの憲法九条の解釈で、安保法案は良いとおもふ。
ここからさきは、間違えた事もいふだらふ(不勉強だから)。
九条の元になっているのは、第一次世界大戦が終わった後の「ケロッグーブリアン条約」といふ不戦条約である。
欧州大戦の、あまりの悲惨さに、愕(オドロ)ゐて、作られた条約だから、平和への希求が強く述べられている。これは、生かすべきである。憲法は、GHQのケーディス大佐(不確実?)若干二十七才が七日間で、作ったもので、やっぱりその下敷きは、あった。
「がんこに九条」おたかさん言も良いけれど、この不戦条約を採用してゐる国は、意外におおく、欧州では、イタリア、ハンガリーなど。アジアでは、フィリッピン。モンゴル、などなど。生かせば良いと思いまする。問題なのは憲法一三条である。国には、国民の財産と生命を守る義務がある。北朝鮮による拉致被害者。竹島(島根県の土地・財産)の韓国による占領。国はズルッズルッと憲法違反に陥ってゐる。うえは床屋談義でした。