――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】NY市況 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
□ダウ工業株
17890.36(- 75.71)▼0.42%
□ナスダック
5112.19(- 10.22)▼0.20%
□S&P500
2102.31(- 6.27)▼0.30%
□ダウ輸送株
□半導体株(SOX)
□ダウ輸送株
8239.58(- 70.43)▼0.85%
□半導体株(SOX)
715.83(- 0.66)▼0.09%
□NY原油先物(8月限)
□NY 金先物(8月限)
□NY原油先物(8月限)
59.70(- 0.57)
□NY 金先物(8月限)
1171.80(- 1.10)
□バルチック海運指数
□バルチック海運指数
829 (± 0)
□為替
□為替
(対ドル)123.64(前日比0.12円高)
(対ユーロ)138.48(前日比0.18円高)
□CME日経225先物
□CME日経225先物
20715(- 45)※大阪先物比
25日のNY株式市場は、ギリシャ協議がまとまらず、先行き不透明感から続落しました。
朝方発表の5月の個人消費支出は前月比0.9%増でと、5年9カ月ぶりの伸びを記録。週間の新規失業保険申請件数の増加幅は市場予想を下回るなど、良好な経済指標を好感してこの日のNY株は買い優勢で取引をスタートしました。
一方でギリシャを巡る問題が引き続き相場の重石。25日に再開したユーロ圏財務相会合でもギリシャと債権団の溝が埋まらず、27日に再協議を開くことになりました。交渉の期限が迫る中、決着の見通しが立たないことで徐々にリスクオフのムードになりました。
好調な経済指標が早期利上げを意識させたこともあって相場は引けにかけて下げ幅を拡大し、ダウは安値引けとなっています。
S&P業種別指数では、へルスケア(医療保険、医薬品等)、通信が上昇した一方、エネルギーや資本財(重工業等)などが下げました。
個別銘柄では、医療保険のユナイテッドへルスが上昇。米連邦最高裁が医療保険制度改革法(オバマケア)での政府補助金の支給は合法との判断を示したことが好感されました。病院経営のHCAやユニバーサル・へルス・サービシズなども大幅高。エトナによるヒューマナ買収が合意に近いとのの報道を受けて両社ともに上げ幅を拡大しました。
好決算を発表したコンサルティング大手のアクセンチュアが上昇。コムキャストやタイム・ワーナー、CBS、ディズニーなどのメディア株が買われ、AT&Tやベライゾンなどの通信株もしっかりでした。一方、フェイスブックやアップルが軟調。バンカメやJPモルガンなどの金融株、シェブロンやコノコフィリップスなどの石油株が下落。レアアース最大手のモリコープ破綻で資源株の下落も目立ちました。
ダウ構成銘柄ではユナイテッドへルスが大きく上昇し、ディズニーやベライゾン、インテル、マイクロソフトが堅調。一方、キャタピラー、アメックス、スリーエム、トラベラーズ、ナイキなどが下落しました。
NY原油先物(WTI)は需給の緩みを意識した売りが続き続落。NY金先物はギリシャ協議の先行き不透明感から売買が手控えられ5日続落となっています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】本日の注目点と話題 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◆昨日の日経平均株価は96円安で、5日ぶりに下落しました。NY株はギリシャ協議の先行き不透明感から続落しました。
CME日経225先物は2万0715円で昨日の東京市場の日経平均終値2万0771円と比べ60円ほど安い水準となっています。
なお、下記※印の2万2666円は、1989年を頂点とするバブル崩壊後、1992年から現在に至るまでの終値ベースの戻り高値です。
◎日経平均株価と上下の節目
――――――――――――
2万2666円 1996年6月26日終値※
2万1000円 心理的節目
2万0952円 6月24日高値
☆2万0771円 昨日終値
2万0715円 CME日経先物
2万0655円 5月28日高値
2万0610円 5日線
◆本日は株主総会の集中日かつ5月分の国内経済統計の発表集中日です。
市場予想は、完全失業率が3.3%、有効求人倍率が1.17倍で、ともに前月と変わらず・横ばい。全国消費者物価指数(CPI)の予測中央値は前年比0.0%上昇で、前月の0.3%上昇から伸びが鈍化する見通しです。
また、家計調査で示される実質消費支出(物価変動の影響を除いた2人以上世帯)は前年同月比3.3%増予想で、増税前の昨年3月以来、1年2カ月ぶりに増加に転じる見通しです。
海外では6月の米消費者態度指数(確報値)の発表があります。また、ギリシャの問題を巡っては25日のヨーロ圏財務相会合で合意に至らず、本日までの日程で開催されている欧州連合(EU)首脳会議での最終合意は望み薄となっています。27日の財務相会合で改めて協議する見通しです。
◎市場変更
――――
レッグス(4286)
25日のNY株式市場は、ギリシャ協議がまとまらず、先行き不透明感から続落しました。
朝方発表の5月の個人消費支出は前月比0.9%増でと、5年9カ月ぶりの伸びを記録。週間の新規失業保険申請件数の増加幅は市場予想を下回るなど、良好な経済指標を好感してこの日のNY株は買い優勢で取引をスタートしました。
一方でギリシャを巡る問題が引き続き相場の重石。25日に再開したユーロ圏財務相会合でもギリシャと債権団の溝が埋まらず、27日に再協議を開くことになりました。交渉の期限が迫る中、決着の見通しが立たないことで徐々にリスクオフのムードになりました。
好調な経済指標が早期利上げを意識させたこともあって相場は引けにかけて下げ幅を拡大し、ダウは安値引けとなっています。
S&P業種別指数では、へルスケア(医療保険、医薬品等)、通信が上昇した一方、エネルギーや資本財(重工業等)などが下げました。
個別銘柄では、医療保険のユナイテッドへルスが上昇。米連邦最高裁が医療保険制度改革法(オバマケア)での政府補助金の支給は合法との判断を示したことが好感されました。病院経営のHCAやユニバーサル・へルス・サービシズなども大幅高。エトナによるヒューマナ買収が合意に近いとのの報道を受けて両社ともに上げ幅を拡大しました。
好決算を発表したコンサルティング大手のアクセンチュアが上昇。コムキャストやタイム・ワーナー、CBS、ディズニーなどのメディア株が買われ、AT&Tやベライゾンなどの通信株もしっかりでした。一方、フェイスブックやアップルが軟調。バンカメやJPモルガンなどの金融株、シェブロンやコノコフィリップスなどの石油株が下落。レアアース最大手のモリコープ破綻で資源株の下落も目立ちました。
ダウ構成銘柄ではユナイテッドへルスが大きく上昇し、ディズニーやベライゾン、インテル、マイクロソフトが堅調。一方、キャタピラー、アメックス、スリーエム、トラベラーズ、ナイキなどが下落しました。
NY原油先物(WTI)は需給の緩みを意識した売りが続き続落。NY金先物はギリシャ協議の先行き不透明感から売買が手控えられ5日続落となっています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】本日の注目点と話題 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◆昨日の日経平均株価は96円安で、5日ぶりに下落しました。NY株はギリシャ協議の先行き不透明感から続落しました。
CME日経225先物は2万0715円で昨日の東京市場の日経平均終値2万0771円と比べ60円ほど安い水準となっています。
なお、下記※印の2万2666円は、1989年を頂点とするバブル崩壊後、1992年から現在に至るまでの終値ベースの戻り高値です。
◎日経平均株価と上下の節目
――――――――――――
2万2666円 1996年6月26日終値※
2万1000円 心理的節目
2万0952円 6月24日高値
☆2万0771円 昨日終値
2万0715円 CME日経先物
2万0655円 5月28日高値
2万0610円 5日線
◆本日は株主総会の集中日かつ5月分の国内経済統計の発表集中日です。
市場予想は、完全失業率が3.3%、有効求人倍率が1.17倍で、ともに前月と変わらず・横ばい。全国消費者物価指数(CPI)の予測中央値は前年比0.0%上昇で、前月の0.3%上昇から伸びが鈍化する見通しです。
また、家計調査で示される実質消費支出(物価変動の影響を除いた2人以上世帯)は前年同月比3.3%増予想で、増税前の昨年3月以来、1年2カ月ぶりに増加に転じる見通しです。
海外では6月の米消費者態度指数(確報値)の発表があります。また、ギリシャの問題を巡っては25日のヨーロ圏財務相会合で合意に至らず、本日までの日程で開催されている欧州連合(EU)首脳会議での最終合意は望み薄となっています。27日の財務相会合で改めて協議する見通しです。
◎市場変更
――――
レッグス(4286)
東証2部 → 東証1部
◎主な決算発表
――――――
14:00
◎主な決算発表
――――――
14:00
さが美(8201)
15:00
15:00
クスリのアオキ(3398)、ハイデイ日高(7611)
15:03
15:03
DCM(3050)、ヒマラヤ(7514)
16:00
16:00
高島屋(8233)
尚、本日は6月決算銘柄及び6月末で株式分割を行う銘柄の権利落ち日です。
※主な6月末分割銘柄
クックパッド(2193)
尚、本日は6月決算銘柄及び6月末で株式分割を行う銘柄の権利落ち日です。
※主な6月末分割銘柄
クックパッド(2193)
比較ドットコム(2477)
ブロンコビリー(3091)
オープンハウス(3288)
ペプチドリーム(4587)
ペプチドリーム(4587)
TOW(4767)
鈴木(6785)
鈴木(6785)
ノジマ(7419)、
ドンキホーテ(7532)
ドンキホーテ(7532)
ジーエルサイエンス(7705)
スノーピーク(7816)
スノーピーク(7816)
パイロット(7846)
カブドットコム証券(8703)
カブドットコム証券(8703)
内外トランスライン(9384)
NTT(9432)
NTT(9432)
ミスミグループ本社(9962)など
◆その他のトピックは、TPP締結に向け日米間で最終交渉・関税撤廃95%超、日中防衛連絡で基本合意、14年度税収は20年ぶり高水準、産業向け据え置き型燃料電池の規制緩和、韓国が景気対策に1.6兆円、ロボットが次の柱・鴻海、4Kテレビが20万円切る、USJが海洋博公園にテーマパーク。
三菱重が次期大型機の胴体生産で新ライン、日立がミャンマーで変圧器を合弁生産、りそなが土日祝日の振込可能に、ベルシステム24が10年ぶり再上場、JX投資計画を1兆円に減額、タカタ会長「合理的な見積もり困難」欠陥エアバッグ負担額、トリドールがオランダの外食大手を買収、羽田―台湾線8月就航・ピーチ、ガンホー「ケリ姫スイーツ」1000万DL達成。
JFEが持ち合い株の一部売却、Jフロント上期業績を上方修正、ユニオンツールの12-5月最終74%増益、英ファンドがダイハツ株を5%超保有、さが美の委託保証金率を引き上げ、日本フォーム、河合楽器が株主優待制度導入、柿安本店、大石産業が自社株取得枠設定・・・等々。
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
◆その他のトピックは、TPP締結に向け日米間で最終交渉・関税撤廃95%超、日中防衛連絡で基本合意、14年度税収は20年ぶり高水準、産業向け据え置き型燃料電池の規制緩和、韓国が景気対策に1.6兆円、ロボットが次の柱・鴻海、4Kテレビが20万円切る、USJが海洋博公園にテーマパーク。
三菱重が次期大型機の胴体生産で新ライン、日立がミャンマーで変圧器を合弁生産、りそなが土日祝日の振込可能に、ベルシステム24が10年ぶり再上場、JX投資計画を1兆円に減額、タカタ会長「合理的な見積もり困難」欠陥エアバッグ負担額、トリドールがオランダの外食大手を買収、羽田―台湾線8月就航・ピーチ、ガンホー「ケリ姫スイーツ」1000万DL達成。
JFEが持ち合い株の一部売却、Jフロント上期業績を上方修正、ユニオンツールの12-5月最終74%増益、英ファンドがダイハツ株を5%超保有、さが美の委託保証金率を引き上げ、日本フォーム、河合楽器が株主優待制度導入、柿安本店、大石産業が自社株取得枠設定・・・等々。
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
案外高値をみせる日 押し目買い良し
<相場高低判断>
<相場高低判断>
案外高きことあり