ヒロろんさんのブログ

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本日の市況

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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
20174.24(+183.42)△0.92%

◎TOPIX  
1631.01(+ 14.35)△0.89%

◎売買高概算   24億0593万株
◎売買代金概算   2兆9610億円
◎時価総額   586兆4570億円

◎値上り銘柄数 1368   
◎(年初来)新高値 125
◎値下り銘柄数  409   
◎(年初来)新安値  25
◎変わらず    109

◎騰落レシオ(25日)
103.83%(前日比1.43%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 
○●●●●○○●●●●○ 33.3%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比-0.71%  
75日線比+2.02%

◎為替  
(対 ド ル)123.09(前日比0.24円安)
     
(対ユーロ)139.65(前日比0.14円高)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
252.4円(+  0.5円)18948万株

2.三菱UFJ<8306> 
860.0円(+  5.5円) 7582万株

3.東電   <9501>   
670円(-    8円) 7068万株

4.東芝   <6502> 
426.8円(-  3.2円) 6226万株

5.シャープ <6753>   
167円(+    2円) 4500万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570> 
17460円(+  290円) 1333億円

2.ファナック<6954> 
26200円(+  820円)  778億円

3.トヨタ自 <7203>  
8234円(+   50円)  675億円

4.三菱UFJ<8306> 
860.0円(+  5.5円)  654億円

5.ソフトBK<9984>  
7254円(+  122円)  627億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1710万株 買い1420万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が5日ぶりに上昇、前日比183円(0.92%)高の2万0174円と2万円台を回復して取引終了です。昨晩のNYダウが180ドルの大幅高となり、ナスダック指数は68ポイント高の5132と史上最高値を更新。

 これを好感して東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。買い一巡後も昨日に2万円を下回ったことで下値での押し目買い意欲は強く、ほぼ終日2万150円を中心に高い水準での値動きとなっています。尚、注目の日銀金融政策決定会合では金融政策の現状維持が決定となり、事前予想通りだったことで相場の反応は限定的です。売買代金は概算2兆9610億円、上海総合指数は306ポイント(6.4%)の大幅安で4478です。

 業種別では、繊維、ゴム、海運、紙パ、食品などの上げが目立ち、石油、医薬品、l電力ガスなどは下げています。

 個別銘柄では、旅客機用の化粧室・厨房設備で世界大手のジャムコが225円高の3930円と大幅高。フランスで世界最大級の航空展示会「パリ国際航空ショー」が開催されていますが、欧州エアバスから最新鋭大型旅客機A350型機の客室後方に搭載されるギャレー(厨房設備)とラバトリー(化粧室)が一体となった設備を受注したと発表。業績拡大を好感した買いが膨らんでいます。

 他にも、航空機関連として炭素繊維の帝人が24円高の486円、東レも14.8円高の984.8円と値を上げています。

 セブン&アイが138円高の5153円、セブンイレブン向けに弁当やおにぎりを供給している「わらべや日洋」が42円高の2847円と年初来高値を更新。3~5月期の連結営業利益が前年同期比約5%増の815億円と3年連続で過去最高を更新した模様と報じられ、好感した買いが入っています。

 新日鉄住金系の電炉の共英製鋼が135円高の2412円と値を上げて約6年ぶりの高値水準まで上昇。昨日に7月販売分の鉄筋用の異形棒鋼価格を前月比3%引き上げ、1トンあたり6万円にすると発表し、収益改善を期待した買いが入っています。

 経済産業省が電炉業界の再編を促す提言をまとめたと報じられたことも材料となり、他の電炉株も上昇。東京製鉄が33円高の921円、合同製鉄が4円高の231円、東京鉄鋼が10円高の639円、大阪製鉄が124円高の2375円、大和工業も100円高の3125円と値を上げています。

 全国トップの家具・インテリア製造小売りチェーンのニトリが380円高の9540円と値を飛ばしています。これまで地方や郊外への出店が多かったですが、人口の多い都心の住宅街や駅の近くに大型店を出店すると報じられ、収益拡大を期待した買いが入っています。

 その他、村田製作が820円高の2万1010円、ギャツビーのマンダムが200円高の5490円、小型モーター世界シェア5割以上のマブチモーターが110円高の7920円、「着物の日」設定期待でユニー系呉服専門店チェーンの「さが美」はストップ高で50円高の194円と連日の大幅高、しょうゆ最大手でシェア約3割のキッコーマンも105円高の3675円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、マルハニチロ、奥村組、日本粉、ABCマート、ひらまつ、Jフロント、KLab、ロート、日医工、東和薬品、共英製鋼、シスメックス、村田製作、良品計画、ピジョン、ヨンドシー、さが美、H2Oリテイ・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 据置き   A
(2206)江崎グリコ  5,880→ 6,600円

[野村証券]
 据置き   A
(8327)西日本シティ銀行  420→  460円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A
(1662)石油資源開発  4,700→ 5,100円

 据置き   B
(7966)リンテック  2,700→ 2,800円

[三菱UFJMS証券]
 新 規   A
(3258)常和HD  6,380円

 新 規   A
(3288)オープンハウス  4,850円

[みずほ証券]
 据置き   A
(4768)大塚商会  7,000円

[大和証券]
 引上げ 3→1
(4733)OBC  4,770→ 5,570円

 引上げ 3→2
(1803)清水建設   830→ 1,100円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎5月の全国百貨店売上高
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 5月の売上高総額は4886億円、前年同月比6.3%増(店舗調整後)で2カ月連続のプラスとなりました。

 5月の訪日外国人売上高は160億円で、単月で過去最高を記録した4月の197億円と比較しますと物足りなさを感じますが、訪日外国人客数が4月と比べ7%減となったことも影響しています。

 ただし、前年同月と比べますと購買客数は3.5倍、売上高の伸びは過去最高の3.7倍と、引き続き好調です。





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【4】酒田五法「三空」                      **
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【三空】

 前日の終値から離れて寄り付き、前日の終値付近に戻ることなく引けた場合にチャート上のローソク足とローソク足の間に空間が生じることがあります。この空間のことを「空(くう)」あるいは「窓」、欧米流では「ギャップ」と呼びます。

 空が三回続けて出現する場合は「三空」と呼びます。途中、もみ合いがあった場合でも結果として三つの空が出現すれば当てはまります。

 空は上昇、下降のいずれの場合でありましても極めて強い動きであると考えられます。相場格言に「窓開かれた方向につけ」というものがありまが、これは窓を形成して上放れた場合には強力な先高を、下放れた場合は相当な先安を示す動きと見られるためで、窓を開けたという相場の勢いが、それまでの買い方と売り方の力関係を一変させ、そこから新たな相場展開が始まるという見方です。

 しかしそれが三つともなれば、一般的に反対の動きが生じやすくなります。上げの三空は相場が沸騰した状態であり、下げ相場の三空は買い方の投げによって生じるため、冷静に潮時とみるのが一般的です。

 三空となれば、相場が反転し窓を埋めにくる動きが警戒されますが、「三日に埋めざれば、その勢い強し」と言われますように、埋めに来ない場合は相場の方向性としては強力ということになります。

 一般的に三空の出現は逆向かいの急所とされます。しかしもともとの酒田五法では、三空の次にそれまでとは反対の強弱を示す決定的なローソク足が出るまでは『急ぐな』としています。



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