【1】NY市況 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
□ダウ工業株
18115.84(+180.10)△1.00%
□ナスダック
□ナスダック
5132.95(+ 68.07)△1.34%
□S&P500
□S&P500
2121.24(+ 20.80)△0.99%
□ダウ輸送株
□半導体株(SOX)
□ダウ輸送株
8444.38(+128.44)△1.54%
□半導体株(SOX)
725.60(+ 10.41)△1.45%
□NY原油先物(7月限)
□NY 金先物(8月限)
□NY原油先物(7月限)
60.45(+ 0.53)
□NY 金先物(8月限)
1202.00(+25.20)
□バルチック海運指数
□バルチック海運指数
773 (+ 48)
□為替
□為替
(対ドル)122.93(前日比0.08円安)
(対ユーロ)139.75(前日比0.04円高)
□CME日経225先物
□CME日経225先物
20180(+160)※大阪先物比
18日のNY株式市場は、前日のFOMCの結果を好感して大幅続伸。ナスダック指数は過去最高値を更新しました。
この日は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、利上げは緩やかなペースになるとの見方が広がり、買い安心感から幅広い銘柄が上昇。
朝方発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は伸びが市場予想を下回り、週間の新規失業保険申請件数は予想以上の減少、6月のフィラデルフィア連銀景気指数や5月の景気先行指標総合指数はともに市場予想を上回り、米景気は過熱せずに拡大が続いていると受け止められたことも支援材料となりました。
この日行われたユーロ圏財務相会合は、ギリシャと債権団との協議が平行線に終わり合意に至りませんでしたが、予想の範囲内として相場への影響はほとんどありませんでした。
主要指数は終日堅調に推移し、ダウは約3週間ぶりの高値で終了。ナスダック指数は約3週間ぶりに過去最高値を更新しました。
S&P業種別指数は全10業種が上昇。へルスケア(医薬品等)、一般消費財(小売等)などが上昇率上位となっています。
個別銘柄では、この日上場のウエアラブル端末大手フィットビットが買いを集め、公募価格を48%上回って取引を終了しました。セルジーンやアムジェンなどバイオ医薬品株が軒並み上昇し、ネット通販のアマゾンが上げ幅を拡大。グーグルやマイクロソフトなどの大型ハイテク株も買われました。
前日下げたウェルズファーゴやJPモルガンなどの金融株が反発し、ホームデポやターゲットなどの消費関連株も上昇しています。一方、前日夕に冴えない決算を発表した業務系ソフトウェアのオラクルが大幅安。油田開発のベーカーヒューズやシュルンベルジェなどの下落も目立ちました。
この日はダウを構成する全30銘柄が上昇。スリーエム、トラベラーズ、ジョンソン&ジョンソン、マイクロソフトなどが上昇率上位となっています。
NY原油先物(WTI)は反発。NY金先物は大幅高で3日ぶりに上昇し、終値として5月22日以来ほぼ1カ月ぶりの高値で取引を終了しました。バルチック海運指数(BDI)は昨年12月24日以来、半年ぶりの高値水準です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】本日の注目点と話題 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◆昨日の日経平均株価は4日連続安で、1カ月ぶりに2万円を下回って取引を終了しました。
一方、ダウは3週間ぶりの高値、ナスダックは過去最高値を更新。一時下げていた独DAX指数などの欧州株も上昇に転じています。
CME日経225先物(円建て)は2万0180円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万9990円と比べ190円高い水準となっています。
◎日経平均株価と上下の節目
――――――――――――
2万0301円 25日線
2万0267円 一目転換線
2万0252円 5日線
2万0180円 CME日経先物
2万0101円 一目基準線
2万0000円 心理的節目
☆1万9990円 昨日終値
1万9894円 13週線
◆本日の日銀金融政策決定会合では、国債を年80兆円買い入れる緩和的金融政策が維持される見通しです。15:30には黒田日銀総裁が記者会見を行います。
円相場が125円前後で推移している中、10日の衆院財務金融委員会で黒田日銀総裁は「さらに円安になるのは、普通に考えればありそうにない」と発言しました。黒田総裁は16日の参院財政金融委員会で「(10日の発言について)円安を望んでいないとか、円安にならないとか言ったわけではない」と釈明しましたが、改めて10日の発言の真意が問われそうです。
経済指標では、
◎5月の全国百貨店売上高(14:30発表)
―――――――――――
4月の全国百貨店売上高は前年同月比13.7%増と、増税後で消費が落ち込んだ昨年4月との比較だったため伸び率が拡大しました。訪日外国人向けの売上高は3.2倍となり、単月としては過去最高を記録しています。
尚、5月の訪日外国人客数は、花見などのイベントがあった4月と比べ7%減となっており、訪日外国人向けの売上高も前月比では影響を受けるものと思われます。
ただ、前年比では好調を維持すると見られ、先日発表された百貨店大手5社の5月の既存店売上高(速報値)は前年同月比で大幅な増収となっています。
その他、4月の全産業活動指数、5月の粗鋼生産量、4月の景気動向指数改定値の発表が予定されています。
尚、海外ではEU財務相理事会が開催されます。
◎主な決算発表
――――――
17:00 西松屋チェーン(7545)
◆その他のトピックは、三菱UFJ信託がUBSの資産管理事業買収で最終調整、外国人の株式保有比率が過去最高・14年度32.7%、自民がゆうちょの限度額を3千万円に引き上げ提言、原料炭価格15%引き下げ・鉄鋼と資源大手が合意、5月の国内セメント販売量10%減、富裕層向けサービス活況・教育や家事代行など、あおぞら銀が8年ぶり投資ファンド、トヨタ初の女性役員が逮捕、ソフトバンクのヒト型ロボ20日発売。
ジャムコがエアバスから内装初受注、ニトリが都心出店拡大、三菱自が新型PHV、GEが商船向けエンジンに本格参入、三洋化成がオイル添加剤増産、セブン&アイ3~5月期営業益最高、S&Pがファストリの長期債格付け見通し引き上げ、ハイディ日高3~5月期営業益最高更新、横河電3年で400億円コスト削減、佐鳥電が株主還元強化・前期配当増額、DITの上場初日は買い気配値で売買不成立、Drシーラボ、7月末現在の1株を2株に分割、ツガミ、中央魚類、ヤガミが自社株取得枠設定・・・等々。
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
18日のNY株式市場は、前日のFOMCの結果を好感して大幅続伸。ナスダック指数は過去最高値を更新しました。
この日は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、利上げは緩やかなペースになるとの見方が広がり、買い安心感から幅広い銘柄が上昇。
朝方発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は伸びが市場予想を下回り、週間の新規失業保険申請件数は予想以上の減少、6月のフィラデルフィア連銀景気指数や5月の景気先行指標総合指数はともに市場予想を上回り、米景気は過熱せずに拡大が続いていると受け止められたことも支援材料となりました。
この日行われたユーロ圏財務相会合は、ギリシャと債権団との協議が平行線に終わり合意に至りませんでしたが、予想の範囲内として相場への影響はほとんどありませんでした。
主要指数は終日堅調に推移し、ダウは約3週間ぶりの高値で終了。ナスダック指数は約3週間ぶりに過去最高値を更新しました。
S&P業種別指数は全10業種が上昇。へルスケア(医薬品等)、一般消費財(小売等)などが上昇率上位となっています。
個別銘柄では、この日上場のウエアラブル端末大手フィットビットが買いを集め、公募価格を48%上回って取引を終了しました。セルジーンやアムジェンなどバイオ医薬品株が軒並み上昇し、ネット通販のアマゾンが上げ幅を拡大。グーグルやマイクロソフトなどの大型ハイテク株も買われました。
前日下げたウェルズファーゴやJPモルガンなどの金融株が反発し、ホームデポやターゲットなどの消費関連株も上昇しています。一方、前日夕に冴えない決算を発表した業務系ソフトウェアのオラクルが大幅安。油田開発のベーカーヒューズやシュルンベルジェなどの下落も目立ちました。
この日はダウを構成する全30銘柄が上昇。スリーエム、トラベラーズ、ジョンソン&ジョンソン、マイクロソフトなどが上昇率上位となっています。
NY原油先物(WTI)は反発。NY金先物は大幅高で3日ぶりに上昇し、終値として5月22日以来ほぼ1カ月ぶりの高値で取引を終了しました。バルチック海運指数(BDI)は昨年12月24日以来、半年ぶりの高値水準です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】本日の注目点と話題 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◆昨日の日経平均株価は4日連続安で、1カ月ぶりに2万円を下回って取引を終了しました。
一方、ダウは3週間ぶりの高値、ナスダックは過去最高値を更新。一時下げていた独DAX指数などの欧州株も上昇に転じています。
CME日経225先物(円建て)は2万0180円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万9990円と比べ190円高い水準となっています。
◎日経平均株価と上下の節目
――――――――――――
2万0301円 25日線
2万0267円 一目転換線
2万0252円 5日線
2万0180円 CME日経先物
2万0101円 一目基準線
2万0000円 心理的節目
☆1万9990円 昨日終値
1万9894円 13週線
◆本日の日銀金融政策決定会合では、国債を年80兆円買い入れる緩和的金融政策が維持される見通しです。15:30には黒田日銀総裁が記者会見を行います。
円相場が125円前後で推移している中、10日の衆院財務金融委員会で黒田日銀総裁は「さらに円安になるのは、普通に考えればありそうにない」と発言しました。黒田総裁は16日の参院財政金融委員会で「(10日の発言について)円安を望んでいないとか、円安にならないとか言ったわけではない」と釈明しましたが、改めて10日の発言の真意が問われそうです。
経済指標では、
◎5月の全国百貨店売上高(14:30発表)
―――――――――――
4月の全国百貨店売上高は前年同月比13.7%増と、増税後で消費が落ち込んだ昨年4月との比較だったため伸び率が拡大しました。訪日外国人向けの売上高は3.2倍となり、単月としては過去最高を記録しています。
尚、5月の訪日外国人客数は、花見などのイベントがあった4月と比べ7%減となっており、訪日外国人向けの売上高も前月比では影響を受けるものと思われます。
ただ、前年比では好調を維持すると見られ、先日発表された百貨店大手5社の5月の既存店売上高(速報値)は前年同月比で大幅な増収となっています。
その他、4月の全産業活動指数、5月の粗鋼生産量、4月の景気動向指数改定値の発表が予定されています。
尚、海外ではEU財務相理事会が開催されます。
◎主な決算発表
――――――
17:00 西松屋チェーン(7545)
◆その他のトピックは、三菱UFJ信託がUBSの資産管理事業買収で最終調整、外国人の株式保有比率が過去最高・14年度32.7%、自民がゆうちょの限度額を3千万円に引き上げ提言、原料炭価格15%引き下げ・鉄鋼と資源大手が合意、5月の国内セメント販売量10%減、富裕層向けサービス活況・教育や家事代行など、あおぞら銀が8年ぶり投資ファンド、トヨタ初の女性役員が逮捕、ソフトバンクのヒト型ロボ20日発売。
ジャムコがエアバスから内装初受注、ニトリが都心出店拡大、三菱自が新型PHV、GEが商船向けエンジンに本格参入、三洋化成がオイル添加剤増産、セブン&アイ3~5月期営業益最高、S&Pがファストリの長期債格付け見通し引き上げ、ハイディ日高3~5月期営業益最高更新、横河電3年で400億円コスト削減、佐鳥電が株主還元強化・前期配当増額、DITの上場初日は買い気配値で売買不成立、Drシーラボ、7月末現在の1株を2株に分割、ツガミ、中央魚類、ヤガミが自社株取得枠設定・・・等々。
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
押し目買いの日なれど、波乱激しく気迷い深める日
<相場高低判断>
<相場高低判断>
確かな気配を示す