中国経済の失速懸念と米国の利上げが気になって・・・

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は高安まちまちだった(DJIA +113.35 @16,314.67, NASDAQ -47.98
@4,686.50)。ドル円為替レートは120円台前半で小動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が843に対して、下落銘柄数は937となった。騰落レシオは72.53%。東証1部の売買代金は2兆1870億円。

TOPIXも日経平均も配当落ち以上に反落した。配当落ちは日経平均換算で110円程度だったので、実質的な下げ幅は125円ほどということになる。日本企業の現在の業績見通しから見ると割安な水準まで下げているが、中国経済の失速懸念と米国の利上げが気になって上がることもできず、レンジ相場が続いている。しかし、いつまでもレンジ相場は続かない。エネルギーが次第に蓄積され、何らかのきっかけで一気に放れる。相場も物理学の法則もよく似ている面がある。物価は日銀が想定していた通りには上がらず、早ければ来年前春頃には日銀の追加金融緩和があるのではないだろうか。

TOPIX
-15 @1,439
日経平均 -235円
@17,645円

33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、パルプ・紙(1位)、鉄鋼(2位)、卸売(3位)、証券(4位)、非鉄金属(5位)となった。



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