ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場          
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◎日経平均  
19136.32(+561.88)△3.03%

◎TOPIX  
1549.80(+ 49.39)△3.29%

◎売買高概算   29億5977万株
◎売買代金概算   3兆0941億円
◎時価総額   558兆2881億円

◎値上り銘柄数 1822   
◎(年初来)新高値 22
◎値下り銘柄数   61   
◎(年初来)新安値  2
◎変わらず     11

◎騰落レシオ(25日) 
86.61%(前日比9.05%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 
○●○●●●●●●○○○ 41.7%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比-4.60% 
75日線比-5.53%

◎為替  
(対 ド ル)120.04(前日比0.39円高)
     
(対ユーロ)136.35(前日比0.16円安)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
252.4円(+ 10.3円)26914万株

2.三菱UFJ<8306> 
820.1円(+ 33.2円) 8680万株

3.神戸製鋼 <5406>  
168円(+   10円) 8472万株

4.アイフル <8515>  
473円(+   12円) 7398万株

5.シャープ <6753>  
183円(+   15円) 7268万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570>
15480円(+  920円) 2651億円

2.トヨタ自 <7203> 
7346円(+  320円) 1028億円

3.三菱UFJ<8306> 
820.1円(+ 33.2円)  710億円

4.みずほ  <8411> 
252.4円(+ 10.3円)  675億円

5.ソフトBK<9984> 
7125円(+  173円)  544億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1660万株 買い1970万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高で3日連続高、561円(3.03%)高の1万9136円で取引終了です。上げ幅としては26日の570円高に次いで今年2番目となります。

 昨晩のNYダウが369ドルの大幅高となったことを受けて朝方から幅広い銘柄に買いが先行。10:30スタートの上海市場が上昇して始まったことで中国を発端とした世界的な株安に対する懸念が後退。上海総合指数が昼から一段と上昇すると東京市場も連動して引けにかけて上げ幅を広げています。

 東証1部の売買代金は概算3兆0941億円と6日連続で3兆円乗せ。日経平均株価は大幅安直前の18日(火)の終値2万0554円から25日(火)のザラ場瞬間安値1万7747円まで値幅にして2807円という下げを演じましたが、その安値から本日までに1418円、率にしてほぼ50%の戻しとなっています。

 日本時間16時の上海市場の引けは148ポイント(4.8%)高の3232です。

 業種別では、非鉄、鉄鋼、石油、商社、自動車、電機、銀行など軒並み4%を超える上げとなっています。

 個別銘柄では、JR東海がリニア中央新幹線の本格的な土木工事の第1弾「南アルプストンネル」の一部を大成建設、佐藤工業、銭高組の共同企業体に発注。これを好感して、銭高組がストップ高で80円高の458円。

 大成建設も31円高の818円、地下工事用掘削機械の鉱研工業もストップ高で150円高の877円、土砂運搬の日本コンベヤが35円高の221円、削岩機の古河機械金属が31円高の292円。JR東海は480円高の1万9960円。

 他にも関連銘柄として、JR東海と密接な名工建設が56円高の860円、名古屋地区の大手の矢作建設が29円高の936円、トンネル施工技術に定評の奥村組が41円高の664円、トンネル等大型土木に強い熊谷組が19円高の389円、地盤改良・法面など特殊土木のライト工が46円高の1184円と値を飛ばしています。

 新日鉄住金が18.1円高の257.8円と7.5%の上昇。JFEも134円高の1947円と7%超、神戸製鋼も10円高の168円と6%を超える上げとなっています。直近の世界株安の影響で大きく下押ししていただけに、相場全体の地合い改善に伴って主力銘柄として物色の矛先が向かっています。

 三菱商事が3日連続高で134円高の2296円、三井物産が95.5円高の1598.5円、伊藤忠が109.5円高の1481.5円、丸紅が26.1円高の674.9円と値を飛ばしています。昨晩のNY市場で原油価格が3.96ドルの大幅高で1バレル=42.56となっており、収益寄与を期待した買いが入っています。

 本日の新高値銘柄は、ダイセキ環境、銭高組、西松建、福田組、パラカ、TOW、オカモト、竹内製作、日本電子・・・等々です。



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【2】主な投資判断         
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[クレディS証券]
 据置き   A
(6770)アルプス電   4,600→ 5,200円

 引上げ C→B
(4578)大塚HD   4,200円

[モルガンSMUFJ証券]
 引上げ B→A
(3659)ネクソン   1,750→ 2,000円

[ゴールデンS証券]
 引上げ B→A
(7309)シマノ  15,000→18,500円

 据置き   A
(7936)アシックス   4,500円

[バークレイズ証券]
 引下げ B→C
(6370)栗田工   2,600→ 2,300円

[野村証券]
 引上げ B→A
(1801)大成建設   780→ 900円

 引上げ B→A
(1802)大林組   890→ 1,140円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A
(4114)日触媒   1,950→ 2,220円

 引上げ B→A
(4183)三井化学   450→ 610円

 引下げ A→B
(4004)昭電工   220→ 170円

 新 規   B
(6370)栗田工   2,700円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A
(3769)GMOPG   2,600→ 5,800円

 据置き   A
(9616)共立メンテ   8,280→ 9,340円

[大和証券]
 引上げ 2→1
(7832)バンダイナムコ   3,070→ 3,560円

 据置き   1
(9684)スクエニ   3,280→ 3,440円

 引上げ 3→2
(9697)カプコン   2,460→ 3,010円

 引下げ 3→4
(4506)大日住薬   1,200円

 据置き   4
(4581)大正薬   7,200→ 7,000円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果      
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◎7月の有効求人倍率
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 前月比0.02ポイント上昇の1.21で、1992年2月(1.22倍)以来、23年5カ月ぶりの高水準となっています。



◎7月の完全失業率
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 前月比0.1ポイント低下の3.3%。横ばい予想に反して3カ月ぶりに改善しました。



◎7月の家計調査
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 消費支出は増加予想に反して前年同月比0.2%減となりましたが、勤労者世帯の収入は実質5.4%増となり、消費支出も勤労者世帯に限れば2カ月ぶりに増加しています。



◎7月の全国消費者物価(CPI)
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 変動の大きい生鮮食品を除いたコアCPIは前年同月比横ばいで、下落するだろうとの予想に反しましたが、2年2カ月ぶりに物価上昇がストップしました。ただし、食料とエネルギーを除くコアコアでは前年比0.6%上昇となっています。
 


◎7月の商業動態統計
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 小売業販売額は前年比1.6%増の12兆0090億円で、4カ月連続で増勢が続いています。



◎7月の中国工業企業利益
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 前年比2.9%減で、前月(0.3%減)から減少率が拡大。1~7月の累計では1.0%減となっています。




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【4】自律反発と半値戻し        
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 急ピッチで下げた相場が下げ過ぎへの警戒感から自然に(自律的に)少し戻ることを「自律反発」と言います。落としたボールが地面に着いて跳ね返る(リバウンドする)のと同じで、これも相場の特性のひとつです。

 この特性を見越して、大きく下げた後は「自律反発を狙った買い(リバウンド狙いの買い)」が入ります。

 ちなみに、景気後退や不良債権処理で日本経済があえいでいた頃、外資系証券は日本株を「死んだ猫」にたとえ、多少なりとも相場が反発すると「死んだ猫でも屋根から落とせばリバウンドはする」と揶揄されたことがあります。


 ところで、今に伝わる相場格言は、古人が長きにわたる経験と相場観測から見出した相場の特性を伝えたものであり、その中の一つに「半値戻しは全値戻し」というのがあります。

 半値戻しとは、下げた分の半分を戻すことであり、半分を戻すほどの勢いが
あれば下げる前の水準、つまり全値戻しも期待できるというのが上記の格言の意味です。

 裏を返せば「相場が強くなければ半値戻しはしない」ということであり、自律反発(下げ幅の3分の1程度の戻り)と違いを言い表しています。
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