はるるっぴさんのブログ
素人のマーケットメモ㉗
本がたくさんあって置くスペースもなくなってきたので、地元の図書館に何冊か
持っていくことにした。20冊くらい持っていく本の中に「バフェットの教訓」
もあった。図書館で渡す直前にこの本をパラパラめくって見ると、やっぱりいいことが
書いてあるので、家に置いておくことにした。(^^ゞ
「ある分野の第一者 ―― たとえば、優秀なスポーツ選手や有名な芸能人 ―― が、
畑違いの事柄までに首を突っ込んで、一般大衆に身の処し方をあれこれ指南しようと
する風潮に、わたしは強い違和感を覚える。」
「我々がすべきことは単純だ。他人が強欲なときに臆病になり、
他人が臆病なときに強欲になりさえすればいい」
「無知と借金を組み合わせると、興味深い結果が生じることがある」
「われわれが歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史を学ばないという事実だ」
(バフェットの教訓より引用)
素人のひとりごと日記です。
(正しくは信頼できる専門家へ)
今日はひさしぶりに「金投資」について書きたかったが
時間ないので、マーケットについて簡単に書くことにする。
○絶好のチャンス
先週末、先物取引をやっている人で、現在ノーポジションでチャンスを待っていた人に
とっては絶好のチャンスが到来した。
シルバーウィーク明けの9月24日(木)の日経平均株価は下落した。498円安の
17,571円だった。その後、イブニング取引でさらに日経平均先物は売られる。
8月25日につけた安値17,160円をオーバーシュートした17,060円まで下がった。
ちょうど先物価格が17,160円近辺で止まっていたところを見たので、ここは短期では
株価反転する可能性が高いと予測できた。
みんかぶ会員さんで短期の実力ある人は、ここで先物を買っていたと思う。
イブニング取引は、日中取引と比べて売買高が少なく、上昇も下落もオーバーシュート
することが多い。CME日経も同様のことが言える。
ヘッジファンドがABNアムロ1社経由で、イブニング取引の半分強の売買シェアを握る
ことが多い。日本のN証券もD証券もノルマ営業に熱心になりすぎたため、足元の東京
市場の制空権まで外国人に完全に支配されている。
制空権を支配している外国人にとって、今回のように仕掛け売りをして強引に株価を
下落させ、自分たちだけで安いところを買うことなど簡単にできてしまう。
安いところで配当取りをしたかったので、株価を下げたのだろう。
知恵と実力(お金)のあるヘッジファンドは、日経平均株価の1,000円くらい乱高下
させることなど、いとも簡単にやってしまう。
結果は、17,060円の安値をつけてから、18,000円目指して先物価格は急上昇した。
仕掛け売りしたABNアムロの裏にいるヘッジファンドが、売りポジションを決済して
ドテン買いした可能性が高い。ヘッジファンドは他人の資金を預かってやっているので、
潤沢な資金を持っている。
それだけのことだったりする。
ここで市場専門家が、的外れの解説をするので、一般的な個人投資家の中には
いつまでもマーケットのことを理解できない人がいる。
ヘッジファンドの動向をわかっている投資家にとっては絶好のチャンスだった。
テクニカルで見ていた人にとっては、厳しかったかもしれない。
あるヘッジファンドの方の言葉を思い出す。
「日本にはテクニカルの専門家が多いのでやりやすい」
○海外の長期投資家
海外の長期投資家好みの優良企業株の上値が重たくなっているので
もしかすると、米利上げによるリスクオフを読みこんで
日本株を売っている可能性がある。
○休み明け9月28日(月)の注目点のひとつ
権利落ち分を解消して、日経平均株価が25日終値より
プラスになるかマイナスになるか。
日経平均先物の終値でもある17,970円よりプラスになるか。
心理的な節目でもある18,000円を超えるかどうか。
なども参考にしたい。
チャートの形は陰線から下ひげ陽線のつつみ足になっているので、悪くない。
(正しくはチャートの専門家へ)
○日銀の追加金融緩和
9月10日午後の話
自民党の山本幸三衆議院議員による「日銀の追加緩和は経済・物価情勢の展望
(展望レポート)を公表する10月30日の金融政策決定会合が良い機会」
と話をされている。
果たして、どうなるか?
この話をある個人投資家にしたところ、別の山本議員と勘違いしていた・・・
山本幸三議員の発言は、投資家から注目されている。
少なくとも、追加金融緩和に対する期待があるので、日本株がここから
大きく下落することはあっても、下落トレンドになる可能性は低いかもしれない。
○中国の問題
中国の問題は全く解決していないので、いつ上海株が急落してもおかしくない。
FOMCのイエレン議長と一緒になるが、中国の動向も警戒して、みんかぶ買い予想を
増やすときは慎重になりたい。マスコミのニュースなどで報道されているときは
問題は表面化しないことが多い。中国の問題がニュースなどで報道されないときは
特に注意したい。
○アノマリー
ヘッジファンドのアノマリーで10月は決算対策の売りが出やすいと言われている。
今年は、すでに株価がある程度下落していることに加え、日銀の追加金融緩和、
米利上げ、中国問題などたくさんの材料があるので、ヘッジファンドの決算対策売りの
アノマリーは、投資家にとって優先順位は低くなるかもしれない。
○リスク管理
引き続き株価は乱高下する可能性があるので、リスク管理はしっかりしたい。
できる投資家とできない投資家の一番の違いはリスク管理のスキルかもしれない。
みんかぶ予想の売買予想も慎重にする。
○日経平均ターゲット価格
投資家によって見方は違う。
適当に書くと、上値が18,300円くらい
下値がラウンドナンバー17,000円
適当ですね。
18,300円を超えることも、17,000円を割れることも
想定の範囲内にしたい。(昔のホリエモンの言葉の真似)
短期の個人投資家のロスカットラインをチェックしてもよい。
○金(ゴールド)について
金についてひとつだけ
先日、ある女性が買い取りショップに行って、使わなくなったブランド品を
売りにいったところ、思ったよりも買い取り価格が安かったらしい。
その話を買い取り店の店員さんにしたところ、
金の宝飾品で使わなくなったものがあれば、
「今、金の値段が高くてチャンスですよ~」
「いいお値段で買い取りできますよ~」(^.^)
と言われたらしい。
そこで、その女性は家にある使わなくなった金の宝飾品を取り出していたらしい。
わたしが、その話を聞いて「金はそう遠くない将来、値段は上がりますよ~」と
その理由も説明すると、その女性は、理解してくれて
「金を売る」→「金を買う」
になった。
その後、その女性から、主人も納得したので、田中貴金属で毎月10,000円の
純金積み立てをしますと教えてくれた。
純金積み立てをはじめることによって、
世界経済に少しでも興味を持ってもらえると嬉しい。
・・・
みんかぶ予想は
現状維持にする。
はるるっぴ さんへ
興味深く読ませて頂きました。
本では苦労しております。同じ悩みです。気が付くと、女房が勝手に、捨てているのです。
倉庫が本で一杯で、入らないという理由です。
バヘットの本は、簡単にいうと、長期投資です。短期か長期かの、方法は有りますが、経験上、10年とか持っていると、案外、買値の2倍とか3倍になっているのが有ります。長期の場合は、へたくそでも、そこそこ利益が出るらしいです。
日記が、随分、長いので、びっくりしました。
22時44分