ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場           
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◎日経平均  
19990.82(-228.45)▼1.13%

◎TOPIX  
1616.66(- 17.04)▼1.04%

◎売買高概算   20億2396万株
◎売買代金概算   2兆3006億円
◎時価総額   581兆0414億円

◎値上り銘柄数  330   
◎(年初来)新高値 91
◎値下り銘柄数 1479   
◎(年初来)新安値 48
◎変わらず     77

◎騰落レシオ(25日)
102.40%(前日比1.59%低下)

◎サイコロ(日経平均) 3勝9敗 
●○●●●●○○●●●● 25.0%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比-1.53% 
75日線比+1.18%

◎為替  
(対 ド ル)123.06(前日比0.58円高)
     
(対ユーロ)139.59(前日比0.24円安)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
251.9円(-  5.9円)20526万株

2.東電   <9501>  
678円(+   10円) 7068万株

3.三菱UFJ<8306> 
854.5円(- 13.4円) 6826万株

4.双日   <2768>  
287円(-   13円) 3933万株

5.ANA  <9202> 
313.0円(-  7.4円) 2965万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570>
17170円(-  380円) 1617億円

2.三菱UFJ<8306> 
854.5円(- 13.4円)  586億円

3.ソフトBK<9984> 
7132円(-  134円)  556億円

4.トヨタ自 <7203> 
8184円(-  127円)  533億円

5.みずほ  <8411> 
251.9円(-  5.9円)  520億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り960万株 買い1360万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日連続安、228円(1.13%)の大幅安で1万9990円と5月18日以来1ヶ月ぶりに2万円の大台を下回って取引終了です。

 昨晩のNYダウは31ドル高でしたが、イエレンFRB議長のFOMC後の会見を受けて米国の利上げペースが緩やかになるとの見方が広がり、円相場が一時1ドル=122.80円台まで徐々に円高・ドル安が進行。日本企業の採算が悪化するとの警戒感が売りを誘っています。ギリシャ支援を協議するユーロ圏財務相会合と日銀金融政策決定会合を控えていることも買い手控え気分を強め、引けにかけて下げ幅を拡大しています。売買代金は概算2兆3006億円、上海総合指数は182ポイント(3.6%)の大幅安で4785です。

 業種別では、相場全般安の中にあって電力ガス、医薬品がしっかり。石油、証券、自動車、不動産、機械、化学、食品などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、ユニー系呉服専門店チェーンの「さが美」が35円(32%)高の144円と連日の大幅高で昨年来高値更新。経済産業省の和装振興研究会が16日、東京オリンピックを控えて「きもの」の魅力を伝えるため「きものの日」の開催などを提言する報告書をまとめており、材料視した買いが入っています。

 家電・日用品ディスカウントストアのMrMaxが39円高の317円と14%の大幅高。本日、福岡県の2店舗で訪日観光客向けの免税販売を開始しており、インバウンド関連銘柄として物色の矛先が向かっています。

 商業施設・博物館など展示ディスプレーの企画・設計・施工を手掛ける丹青社が78円高の1275円と大幅高。同社は7月31日現在の株主に対し、8月1日付で1対1.5の株式分割を実施します。

 時間貸し駐車場運営のパラカが77円高の1456円と大幅高で昨年来高値更新。11:30に9月期の年間配当を前期比14円増の26円(従来計画は1円増の13円)にすると発表。株主還元の強化を好感した買いが入っています。業績好調で今期過去最高益見通しです。

 創薬ベンチャーのそーせいGが970円高の8330円と大幅高で昨年来高値更新。前日の引け後に2月に買収した英国子会社のヘプタレスが開発中の薬について、前期第1相の臨床試験が良好な結果で終了したと発表。好感した買いが入っています。アルツハイマー病などの患者の認知機能改善を目指して開発されている薬です。

 その他、菓子大手でインバウンド(訪日外国人観光客)対応強化の寿スピリッツが197円高の3190円、ジェネリックの日医工が20円高の3095円、ギャツビーのマンダムが40円高の5290円、工業資材通販のMonotaROが230円高の5390円といずれも昨年来高値を更新。インバウンド消費の代表格の三越伊勢丹が12円高の2171円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、中部飼料、寿スピリッツ、一休、ヨコレイ、ビックカメラ、MonotaRO、パラカ、マツキヨ、KLab、ロート薬、日医工、マンダム、良品計画、パラマウントベッド、さが美、ピジョン、H2Oリテイ・・・等々です。




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【2】主な投資判断           
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[ドイツ証券]
 据置き   A
(6366)千代田化工   1,216→ 1,311円

 据置き   B
(1963)日揮   2,341→ 2,358円

[クレディS証券]
 据置き   A
(6976)太陽誘電   2,150→ 2,300円

 据置き   A
(6981)村田製作所  20,500→22,000円

 引下げ A→B
(6146)ディスコ  11,600→ 9,350円

 据置き   C
(6857)アドバンテスト  1,360→ 1,140円

[バークレイズ証券]
 引上げ B→A
(8802)三菱地所   3,000→ 3,200円

 引下げ A→B
(8830)住友不動産   5,200→ 5,000円

[三菱UFJMS証券]
 新 規   A
(2427)アウトソーシング   2,500円

[みずほ証券]
 引上げ B→A
(7951)ヤマハ   2,000→ 3,000円

[大和証券]
 据置き   1
(3391)ツルハ  10,000→11,000円

 据置き   2
(5947)リンナイ   9,500→10,000円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果      
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◎4月の毎月勤労統計確報
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 物価変動の影響を除いた実質賃金が、速報では24カ月ぶりにプラスに転じていましたが、0.1%減に下方改定され、24カ月連続のマイナスとなりました。



◎5月の白物家電の国内出荷実績
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 前年同月比3.8%増  
 ※8カ月ぶり前年比プラス

 5月は気温が高い日が多かったため、エアコンや冷蔵庫の出荷が増えたようです。



◎週間の対外及び対内証券売買契約等の状況
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  6月7~6月13日分

   
 海外投資家
 -4132億円(+2552億円)※6週ぶり売り越し



◎週間の投資部門別株式売買状況
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 6月第2週(6月8日~12日、日経平均53円安)

   
 個人投資家
 +1989億円(+ 927億円)
 ※2週連続買い越し

   
 海外投資家
 -1726億円(+ 403億円)
 ※6週ぶり売り越し

   
 信託銀行 
 + 775億円(+ 128億円)
 ※3週連続買い越し


 
 ※マイナスが売り越しで、プラスが買い越し、カッコ内は前週の状況。




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【4】営業マンの靴と会社のトイレ    
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 今から40年ほど前にアメリカの心理学者が実験を行い、次のような結論を導きだしました。


 ◆人は匿名性が保証されている、または責任が分散されているといった状態に置かれると、自己規制意識が低下する。

 ◆その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、又、周囲の人の行動に感染しやすくなる。


 現代のネット社会の一面を説明しているようで興味深いですが、上記のことを踏まえて提唱されたのが「割れ窓理論」です。

 割れ窓理論とは、割れた窓が放置されたビルは管理されていないことが一目瞭然で、そのまま放置しておくと建物全体の荒廃が進み、さらには地域全体が荒れていくというもので、ビジネスの現場でも広く応用されています。

 例えば、ある小売店でトイレをまめに掃除して清潔に保つように努めた結果、お客や従業員のマナーが良くなったという話もあります。

 昔は、やって来た営業マンの靴を見ればその営業マンの質が分かると言われていました。本気でどうしたいのかを考えれば細かいところまで心が行き届くはずという考え方です。

 熟練投資家の中には「トイレが汚い会社の株は買うな」という人もいます。

 企業の品格は、経営者の言動や社員の振る舞いであったり、ちょっとした部分に自ずと現われるという考え方で、有名企業でありましても商道徳や企業倫理が欠如している会社はダメだということです。
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