ヒロろんさんのブログ
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本日の市況
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【1】今日の相場
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◎日経平均
20407.08(+ 24.11)△0.12%
◎TOPIX
1651.48(+ 2.60)△0.16%
◎売買高概算 26億8402万株
◎売買代金概算 3兆5124億円
◎時価総額 592兆9859億円
◎値上り銘柄数 1009
◎(年初来)新高値 160
◎値下り銘柄数 736
◎(年初来)新安値 13
◎変わらず 141
◎騰落レシオ(25日)
115.86%(前日比2.58%低下)
◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗
○○○●●○●●●●○○ 50.0%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+0.97%
75日線比+3.72%
◎為替
(対 ド ル)123.53(前日比0.04円高)
(対ユーロ)138.63(前日比0.49円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
262.7円(+ 1.7円)26732万株
2.三菱UFJ<8306>
890.0円(- 1.9円)10531万株
3.東電 <9501>
670円(- 8円) 5488万株
4.東芝 <6502>
437.5円(- 3.9円) 4331万株
5.新日鉄住金<5401>
335.7円(- 2.3円) 4001万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
17870円(+ 30円) 1079億円
2.三菱UFJ<8306>
890.0円(- 1.9円) 935億円
3.トヨタ自 <7203>
8394円(+ 72円) 852億円
4.みずほ <8411>
262.7円(+ 1.7円) 704億円
5.ファストリ<9983>
52770円(- 210円) 692億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1150万株 買い1530万株
本日の東京マーケットは、日経平均株価が24円(0.12%)高の2万0407円で取引終了です。
昨晩のNYダウが38ドル高となったことを受けて朝方から買いが先行、9:11には上げ幅が54円となる場面がありました。もっとも買い一巡後は週末要因に加え、来週16(火)~17日(水)に米FOMCが開催され、会見でイエレン議長が秋頃の利上げを示唆するか否か市場の注目が集まっていることから手控え気分が強まり、引けにかけては昨日の終値を挟んでもみ合う膠着感の強い展開での推移となっています。
尚、来週の(木)~(金)には日銀金融政策決定会合も開催されます。日経平均のSQ値は2万0473円、売買代金は概算3兆5124億円、上海総合指数は44ポイント(0.87%)高の5166です。
業種別では、精密、電機、保険、医薬品などが高く、電力ガス、紙パ、空運、陸運などが下げています。
個別銘柄では、国策としての設備投資関連でオークマが51円高の1450円と値を飛ばして昨年来高値更新。航空機関連の欧米からの受注や自動車向けの受注が好調であり、好業績を好感した買いが入っています。野村証券は11日付で目標株価を1200円から1700円に引き上げています。
家庭用ジャムシェア3割でキューピーが筆頭株主のアヲハタが23円高の2141円と上昇、年初の1800円どころから大きく上昇してきています。昨日の引け後に発表した14年11月~15年4月期の連結営業利益が前年同期比2.4倍の4億1200万円となっており、好業績を好感した買いが入っています。砂糖を使わず果実や果汁でつくったジャムなどの販売が好調です。
土木・建設分野向け測量機器やGPS、そして検査・診察・治療など眼科医療向け機器を主力とするトプコンが105円高の2821円と値を飛ばしています。カナダのノラック・システムズ・インターナショナルズの買収を発表し、事業基盤の拡大を期待する買いが入っています。ノラックは超音波センサーを使用したIT農業用制御機器などに強みを持っています。
巨人軍本拠地であるドーム球場所有の東京ドームが6円高の555円と上昇、3ヶ月ぶりの高値水準となっています。昨日の引け後に2~4月期の連結経常利益が前年同期比65%の大幅増と発表し、好感した買いが入っています。東京ドームのイベントが増えたのを背景に物販・飲食収入が堅調、ホテルが訪日外国人の利用増などで高稼働率を維持したことも寄与しています。
ネット特化で求人情報提供のディップが1020円高の1万1560円と大幅高で上場来高値更新。労働者派遣法が成立すると派遣人材の紹介事業の伸びが見込めるとの期待感から買いが入っています。
人材関連企業では学情も54円高の1419円、パソナも50円高の1055円と値を上げています。改正案は派遣先企業が派遣社員に同じ仕事を任せる期間の上限を事実上なくすことなどが内容で、企業が派遣人材を活用しやすくなります。
その他、低価格のイタリアファミレスのサイゼリヤが14円高の2599円と昨年来高値更新、エンゼルマークの森永製菓が2円高の476円、小型モーター世界シェア5割以上のマブチモーターが100円高の7680円と値を上げています。
本日の新高値銘柄は、マルハニチロ、東亜道路、日本電設、東建コーポ、タケエイ、パソナ、ディップ、MonotaRO、トヨタ紡織、薬王堂、芦森工、住友化学、日医工、オークマ、ガイシ、アルプス、サイゼリヤ、ピジョン、東急・・・等々です。
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【2】主な投資判断
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[UBS証券]
据置き A
(6501)日立 1,100円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(6471)日本精工 2,160→ 2,300円
[野村証券]
引上げ B→A
(6103)オークマ 1,200→ 1,700円
据置き A
(8801)三井不動産 4,280→ 4,410円
引下げ A→B
(8303)新生銀行 270円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(6367)ダイキン工業 9,880→11,040円
据置き A
(6479)ミネベア 2,150→ 2,700円
据置き A
(7287)日本精機 2,600→ 2,700円
[みずほ証券]
引下げ A→B
(3407)旭化成 1,330→ 1,000円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】酒田五法「三川」
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先週の「三山」に続き、今週は「三川」を取り上げてみます。
【 三川 】 三川は三山の反対にして、
底値にて突っ込みては戻すという運動を繰り返す。
一読しますと前回の「三山」の逆と考えられます。しかし実際には「三山」の逆パターンとして「逆三山(逆三尊)」がありますので、三本の線(ローソク足)から相場の転換点を捉える「三川 = 三線」との説に沿ってご紹介したいと思います。
「三川」には無数の組み合わせが考えられますが、売り線としての「宵の明星」、買い線としての「明けの明星」が有名です。
星、つまり大きな陽線の後に上放れて陰または陽の小さな線(または十字線)が出て、その間が「空(くう)」(窓)となるもの。逆に大陰線の後、下放れて小さな線が出て、直後の線が空を開けて上放れた三つの線の組み合わせとなります。
明星(金星)は夕暮れ時、一番先に目につくため一番星と言われますが、しばらく上昇した後にこの形が出た場合、これから夜、つまり下降相場に入る転換点の一番星とされています。その反対となるのが底入れ反転シグナルの「明けの明星」です。
明星を形成する3本の線を1本の線に見立てますと、ヒゲの長いローソク足となります。長いヒゲはその方向への抵抗を表し、それまでの流れと逆の勢力の盛り返しを示唆していますので、その意味からも転換点となりやすい形です。
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【4】本日の経済指標等の結果
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◎4月の第3次産業活動指数
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前月比0.2%低下の99.1。業種別では運輸業、郵便業の低下が目立つ一方、学術研究、専門・技術サービスが大きく上昇しています。
◎4月の鉱工業生産指数確報及び稼働率指数
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生産指数確報値は前月比1.2%上昇で、速報値(1.0%上昇)から上方修正。製造業の稼働率指数は前月比0.4%低下の99.4となっています。
スギ花粉のエキスを口に含んで花粉症を治す「舌下免疫療法」の効果について厚生労働省研究班が行った調査では、この治療法を受けた人のほぼ8割で症状の改善がみられたそうです。統計によっては日本人の3人に1人とされ、今や「国民病」の一つと認識されている花粉症ですが、舌下免疫療法が花粉症患者の光明となるのかもしれません。
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